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韓国人気番組で出演女性が収録中に自殺… 制作サイドから強要、やらせ疑惑も

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韓国人気番組で出演女性が収録中に自殺… 制作サイドから強要、やらせ疑惑も

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さまざまな苦悩を抱える韓国の若者たち。バラエティー番組でも悲劇が起こった(写真と本文は関係ありません)  韓国の人気婚活番組で、出演女性が収録中に自殺して、韓国内が騒然となっている。女性は自殺直前に制作者サイドからの強要があったことを示唆しており、番組は打ち切りに。警察当局が捜査に乗り出す事態に発展している。

 問題の番組は、SBSテレビの恋愛バラエティー「チャク」。韓国語でペアを意味する。未婚の一般男女約10人が合宿生活を送りながら相手を選ぶリアリティー番組で、日本でかつて人気を集めた「あいのり」や放送中の「テラスハウス」の韓国版ともいえる。

 問題が発覚したのは5日午前2時15分ごろ。番組に出演していた京畿道出身の女性(29)がトイレで首をつっているのが見つかり、病院で死亡が確認された。現場には「お母さんとお父さん、ごめんなさい。つらくて生きたくない」とする遺書が残されていたという。

 韓国各紙によると、女性は収録現場である済州島に行く直前に番組降板を申し出たが、放送作家が「飛行機のチケットも取ったからキャンセルできない」と出演続行を強要したという。女性は、多数の知人が意見を交わすSNSサイトでは「いま済州島にいる。幸せだ! キャー」と書き込んでいたものの、友人には「冗談じゃないよ。本当ブルーだ」と本音を漏らしていた。

 また、番組の制作サイドからは「つらそうに見えず、明るく朗らか、積極的な女」というイメージを求められたことも友人に明かしている。

 同局は7日、「故人の冥福を祈り、視聴者に心よりおわびする」と謝罪するとともに、番組の打ち切りを発表した。

 地元警察当局は捜査に着手。番組の進行に問題がなかったか制作者から事情聴取するとともに、女性の通話記録やSNSの内容を精査しているという。

 人気番組をめぐる異常事態に、聯合ニュースは7日、「出演者が職業を詐称したり、やらせ疑惑が浮上するなどしていた」と番組の問題点を指摘。出演者を「男子1号」「女子2号」などと呼ばせることについても「外見や経済力などで相手を選ぶ社会風潮を助長するとの批判を受けていた」と報じた。

 日本でも、バラエティー番組の行き過ぎや過剰演出は、たびたび問題になるが、自殺者が出るのは異常。背景には、学歴偏重や美容整形ブームなど、韓国の若者が抱える苦悩がありそうだ。

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