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免疫力アップへ 広がる「R-1乳酸菌」の可能性 仏パスツール研究所と明治が発表

 フランスのパスツール研究所と明治はこのほど、「R-1乳酸菌」が産生する独自の多糖体(EPS)が獲得免疫であるT細胞で作用し、免疫活性化物質「インターフェロンγ」の分泌を促進することを見いだしたと明らかにした。

 パスツール研究所は、疾病の予防と撲滅を追求する世界最高峰の生物医学研究機関で、明治は2011年からヨーグルトを使い健康長寿に関する共同研究を実施。同研究所の免疫学分野部門長、ジェラール・エベール教授がR-1乳酸菌に着目し、14年からは免疫細胞活性化の仕組みを研究していた。

 R-1乳酸菌は、これまでの研究で自然免疫であるNK細胞を活性化することが明らかになっているが、獲得免疫のT細胞にも作用していることが示され、免疫に対して幅広い働きを持つことが示唆された。この幅広い作用が、風邪罹患(りかん)リスクの低減や唾液中の抗菌、抗ウイルス活性を持つIgAの分泌促進など、健康に関する作用に結びついている可能性が期待される。

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