zakzak

記事詳細

《zak女の雄叫び お題は「味」》地味な路地にも目を向けると… (1/2ページ)

 東京都世田谷区にある住宅街の路地に、マンホールが集まる「マンホール銀座」と呼ばれるものがあるというので、見に行ってみた。

 実際に行って見てみると、普通の住宅街。夕方だったので、犬の散歩をする人や、遊び終わって家に帰る子どもたちが歩いており、のどかな雰囲気だ。ぱっと見、まさかここが“銀座”なんて思う人はいないだろう。

 しかし、地面に目を向けると、マンホールの蓋のようなものが所狭しと並ぶ。大小さまざまな蓋だ。全てがマンホールではなさそうだが、道の遠くまで見渡す限り、かなりの数が並んでいる。

 せっかく来たので、約200メートル間の路地にある蓋を数えてみた。なんとその数91個にのぼる。さらに、1本北側に並行する路地にも多く見られる。そちら側は88個だ。

 蓋に書かれる文字は「おすい」「消火栓」「仕切弁」「排水室」など種類も大きさもばらばらだ。調べてみると11種類の蓋が並ぶ。マンホールが多いということは、下水路が広がり、ものすごいことになっているのでは? 昔ここは川で、暗渠(あんきょ)が張り巡らされているのでは? …いろいろ妄想が膨らんだ。

 なぜ多くの蓋が並ぶのか、東京都下水道局世田谷出張所に問い合わせてみた。路地の住所を伝え、「この場所にマンホールが多いのはなぜですか?」と聞くと、「マンホールは別に多くないですね」と、意外な答えが。「マンホールのような蓋が地面にたくさん並んでいるのですが、何なのでしょうか」という問いには、こう返ってきた。

 「汚水桝(おすいます)かもしれませんね。別の地図を見てみますね…ああ、汚水桝はたくさんあります」

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

アクセスランキング