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説教ばかりの先輩立てるべきか 野々村氏「喧嘩してでも『おかしい!』と言うべきだ」 (1/2ページ)

 ■今回のお悩み

 トラブルメーカーの先輩社員の扱いに困っています。

 とにかく文句が多いんです。会社の中でも上司に「それは違う!」と楯突いてばかりいます。こんな性格だから、最近はあまり仕事を回されなくなっています。その分、自分の言うことを聞く後輩に絡んでは、グチグチと説教をしてきます。

 尊敬できる人ならいいのですが、はっきり言って仕事の邪魔でしかありません。こんな先輩でも立てなきゃいけないのでしょうか。 (会社員・男性 33歳)

 ■回答者 教育評論家・野々村直通

 こういう人は、どこにでも必ずいますね。学校でも生徒にはまったく何もしないくせに、校長や教頭に口だけの教育論を話す教員がいました。この先輩はまさに「獅子身中の虫」でしょうな。

 私の読んだ組織論の本によると、組織には「2・6・2」の原理があるといいます。「後ろ向きな怠け者」が2割、「積極的に頑張る前向きな人間」が2割、真ん中の6割が何かというと、「優柔不断」というのです。

 悪い方の2割に、どっちでもいいという6割がつくと組織が悪くなります。逆にいい方の2割のほうに6割がつくと、悪かった2割の人間は恥ずかしくて組織にいられなくなります。

 私は1988年に、開星高校(当時は松江第一高校)の野球部を創りましたが、その組織論を参考にしました。創部したときの部員15人は、2割が「頑張ることができる子」、8割は「悪いことばかりする子」という割合でした。人間は放っておくと、楽なほうに流れます。いい集団にするまでに、10年ぐらいかかりました。

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