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山での遭難、ヘッドランプが命の灯に 前日に点灯&電池残量の確認を (1/2ページ)

 前回、ケガや病気に備える救急道具について解説をしましたが、今回はエマージェンシーグッズについてです。ケガや道迷いなどの遭難時、山で長時間過ごさなくてはならなくなったとき使う非常用装備のことです。

 体を包んで保温できるエマージェンシーシート、ヘッドランプ、ライター、ナイフ、ホイッスル、ツェルト(簡易テント)、日持ちがよくコンパクトな非常食、事故の記録などをとるための筆記用具などが、私が普段の山行で持ち歩くエマージェンシーグッズです。

 通常の山小屋、あるいはテント泊でも使う、最も使用頻度が高い重要アイテムがヘッドランプです。山の中で一夜を明かさなければならなくなったとき、真っ暗な中で過ごすのと、小さくても明かりがあるのとでは心の余裕が違います。

 下山が遅れたときの備えにも、ヘッドランプは必須アイテムです。山には街灯がなく、日没を迎えると、本当に真っ暗になります。

 日没まで至らなくても、山の端に日が落ちると、うっそうと木が茂る山の中は、かなり薄暗くなり、登山道の凸凹が見えづらくなったり、道自体も分かりづらくなったりします。

 そんな中で行動すれば、道迷いや滑落のリスクも高まりますし、精神的にも消耗します。

 短時間の低山ハイキングでも、道迷いや突発的なケガ、あるいは素晴らしい景色をゆっくり楽しみ過ぎて下山が遅れることは十分にありえます。日没の早い冬は、日が暮れて山の中が暗くなるのも思ったより早いです。

 泊まりの登山でなくても、夜間歩行をともなう登山でなくても、ヘッドランプは必ず持ち歩きます。

 ヘッドランプは、必ず予備の電池も持ち歩くようにしましょう。前日に持ち物を揃えるとき、点灯するかの確認をしておくこと。電池の残量が分かるヘッドランプなら、残量が心許ない場合、あらかじめ新しい電池に交換しておくことをおすすめします。

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