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冬は寒さで内耳が血流不足に…耳鳴り・めまい・難聴は「つむじゆるめ」で撃退

 16日に発売されたばかりの『わかさ』3月号(わかさ出版)は、冬に悩む人が増える「耳鳴り・めまい・難聴」を大特集しています。いずれも、標準治療だけではよくならないことが多く、中高年の男女を悩ませるやっかいな症状です。

 そんな耳のトラブルがなぜ、冬に増えるのか。それは、聴覚や平衡感覚をつかさどる内耳が、寒さで冷えて血流不足になるから。

 これまでも『わかさ』は、耳のトラブルの解消法を多数紹介してきましたが、今月号は、新発見の内耳の血流アップ法を紹介しています。

 その名も「つむじゆるめ」=方法は別項。医師で帝京平成大学ヒューマンケア学部教授を務める上馬塲和夫氏が提唱する「つむじゆるめ」は、「頭皮を頭頂部に向けて持ち上げるだけ」と、とても簡単なインド発祥のセルフマッサージ。

 「つむじゆるめ」を行うと、手が届かない内耳の静脈と動脈の血流を一挙に、そして効率よく促すことができるといいます。

 その秘密は、頭全体を覆っている帽状腱膜という筋膜にあります。帽状腱膜には、頭部の血液を心臓に戻す重要な静脈が通っており、冷えやストレス、加齢などの影響でむくんだり硬くなったりすると、脳や内耳の血流が停滞して耳のトラブルにつながるそうです。

 実際、耳鳴り・めまい・難聴に悩んでいる人の頭皮にふれると、頭皮がむくんだり、硬くつっぱったりしていることが多く、そうした患者さんは額や眉間にシワが寄ることが多いといいます。

 みなさんにも心当たりがないでしょうか。

 こうしたつっぱり頭皮を「つむじゆるめ」でほぐしてあげると、静脈とともに動脈の血流がよくなるばかりか、リンパ液や脳脊髄液の流れもよくなり、内耳に新鮮な酸素や栄養が届いて内耳神経が本来の働きを取り戻します。結果、耳鳴り・めまい・難聴の予防・改善につながるそうです。

 実際、「つむじゆるめ」を行って頭皮をほぐすことを習慣にした人には、(1)50年来の耳鳴りとめまいが大幅に改善し薬を手放せた(2)高音と低音の耳鳴りがどちらもよくなった(3)フラフラして歩けないほど重いめまいが改善した--例も報告されています。

 ぜひ、毎日の習慣にしたいものです。(『わかさ』編集長 飯塚晃敏)

 ■わかさ出版の健康情報サイト「カラダネ」(www.karadane.jp)で、「つむじゆるめ」の詳しいやり方がわかる動画を公開中。

 【「つむじゆるめ」方法】
 深呼吸を3回くり返したら、両手の10本の指の腹で頭皮を持ち上げるようにして帽状腱膜ごと動かす。頭頂部のつむじをゆるめるようなつもりで、頭皮を動かすのが基本。
 3分ほど続けるのを1セットとして、1日3セット行う。

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