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男もつらい! 下半身の冷えを改善する座り方「坐骨は体温めの“秘所”」

 寒さが厳しさを増す今日このごろ。『はつらつ元気』3月号(芸文社)の大特集は、「がんに負けない」です。末期がんを克服された体験者の方にご登場いただき、何を行ったのかを詳しくリポートしています。

 特集の中でクローズアップしているのが、体温を1度上げること。積極的に温活(体を温める活動)を行うことが、がんの予防・撃退はもとより、日ごろの健康づくりに役立ちます。

 そこで、すぐにできるさまざまな温活ケアを紹介しています。特に簡単でおすすめなのが、ちょっと座り方を工夫するだけで、下半身の冷えを即効的に取る「座るだけ健康法」です。

 この方法を考案したのが、巍桜流(ぎおうりゅう)拳法二代目宗家であり、国際足健法協会会長の原田秀康氏です。ケガとは切っても切れない縁を持つ拳法家の立場から、ふくらはぎや足指の刺激法といった多様な健康法を編み出しています。

 そんな原田氏が、今もっとも注目しているのが坐骨への刺激です。

 「お尻の下側にある骨、足と体のちょうど境目にある坐骨は、体温めの“秘所”なんです。ここを刺激するように座ると、下半身の血流が改善し、すぐさま体が温まります」と原田氏。

 デイケアサービスに通うお年寄りの方々にこの座り方を試してもらったところ、驚くような効果が出現したそうです。

 原田氏によると、「体が温まったのはもちろん、足の動きが格段によくなって大股になったり、車椅子の方が手すりを使って歩けるようになったケースも。80歳を超えた方の身長が伸びたり、腰の痛みや腕の痛みが改善した方もいます」という。

 入浴後、体が柔らかくなり、痛みなどがやわらいだ経験は誰もが持っているでしょう。坐骨を刺激する座り方を実践すると、全身の血流がよくなって体が温まります。

 すると、入浴で得られる効果と同じく、免疫力の向上、筋肉の動きや神経の働きがスムーズになって痛みの緩和が望めるのです。

 また、内臓も適度に温められ、機能アップにつながるといいます。さらに、坐骨の高さが調整されるので、体の歪み改善を助けるのだそうです。

 坐骨を刺激する座り方は、いたって簡単。足を抱えて座り、かかとを立ててつま先を上げればOK。この姿勢になると、坐骨の部分が座面により、ちょうどよく刺激されます。

 床の上でも、椅子に腰掛けて行ってもかまいません。両足を抱えるのが難しい場合は、一方の足だけを抱えて行います。その姿勢を3~5分間キープ。いったん休んで、さらに3~5分続けることを繰り返します。

 椅子の座面に厚めの本や雑誌を置き、坐骨があたるようにして座る方法もあります。この場合は、30分以上続けるのがポイントです。

 坐骨を刺激する座り方は、足や腰の疲れをとるのにもおすすめ。誰にでもすぐできるので、ぜひ、実践してください。

 ■坐骨を刺激する座り方
 (1)ひざを立てて座る。
 (2)両手でひざを抱える。坐骨を立て、座面で坐骨を刺激するイメージで。
 (3)ひざを体へ近づけ、つま先を上げて手でつかむ。そのまま3~5分。途中で休憩を入れ、3回繰り返す。

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