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前立腺がん診断と治療の若きエース、東海大学医学部付属八王子病院泌尿器科医長・小路直さん (1/2ページ)

★東海大学医学部付属八王子病院泌尿器科医長・小路直さん(40)

 「子供の頃は画家になりたかったんです。平山郁夫や東山魁夷の日本画に憧れていて…」と笑うのは、東海大学准教授で、同大医学部付属八王子病院泌尿器科医長の小路直医師。前立腺がんの診断と治療の分野で頭角を現す若きエースだ。子供の頃から絵筆をとっていた小路医師。単に絵に憧れるだけでなく、平山画伯の文化貢献に傾ける情熱に心を動かされていた。

 そんなある時、医師である父の姿を見て、同じ「人のためになる仕事」の存在に気づいて医学部進学を決意する。

 泌尿器科医となり、アメリカ留学で低侵襲治療(体に与えるダメージの小さな治療)に興味を持つ。帰国後は、前立腺がんに対する診断と治療における最新の低侵襲技術を導入し、高い成果を上げている。

 小路医師が行う診断法は、前立腺内部の三次元的がん局在診断法。PSAという前立腺がんの腫瘍マーカーでがんの存在が疑われる患者を対象に、スライス幅を狭くしたMRI画像と超音波で得たデータを融合させ、がんの場所や大きさ、形を特定した上で組織検査を行うもの。小路医師らのチームが2013年に日本で初めて導入した、きわめて高精度の検査法で、現在厚生労働省が認める「先進医療」にも加えられている。

 一方、治療法では、高密度焦点式超音波療法(HIFU)という技術を取り入れている。

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