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チョコレートを食べ健康に 血圧降下やコレステロール改善の効果も (1/2ページ)

 「嗜好品(しこうひん)外来」という聞きなれない診察・治療の専門外来がある。赤ワインや緑茶、ナッツなどの嗜好品を効果的に取り入れることで健康維持に役立てることを目的とした外来だが、その柱となるのが「チョコレート」。血圧降下に一役買うというのだ。

 2015年秋、日本初の嗜好品外来を開設したのは、埼玉県戸田市にある戸田中央総合病院。その特殊な取り組みはテレビなどでも取り上げられたので目にした人もいるだろう。

 心臓や脳など血管系の疾患を持つ人を対象に、通常の治療と並行して嗜好品を組み合わせることで病気の進行を防ぎ、治療のアシストを狙うのが目的の外来だ。

 冒頭で触れた食品の他にも、くるみ、青魚、にんにく、玉ねぎ、そば、ほうれん草、アーモンドなど、その患者に合った食品を利用して健康管理につなげている。

 その嗜好品外来を担当する椎名一紀医師は、動脈硬化や高血圧の他、睡眠時無呼吸症候群などを専門とする循環器内科医。今回紹介する『チョコで血圧が下がった』(主婦の友インフォス刊)の著者でもある。気になる本の内容は-。

 このニュースは小紙でも以前取り上げたが、愛知県蒲郡市で347人の市民を対象に25グラムのチョコレートを4週間、毎日食べてもらうという産官学の臨床研究が行われ、参加した人の平均血圧が「上」で2・6mmHg、「下」が1・9mmHg下がるという結果が出たのだ。

 他にもチョコレートを食べることで善玉コレステロールの値が上昇し、一方で酸化ストレスが減るなど、動脈硬化予防に役立つことが認められたという。

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