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観光グルメ列車の先駆け! 車内で九州の美食堪能「観光列車 おれんじ食堂」 優雅な朝食を流れる景色とともに楽しむ (1/2ページ)

★(4)肥薩おれんじ鉄道「観光列車 おれんじ食堂」

 新幹線や寝台特急から食堂車が姿を消したのと入れ替わるように、近年、列車内での美食を堪能できる観光グルメ列車が全国各地に登場している。その先駆けとなったのが、九州の肥薩おれんじ鉄道を走る「おれんじ食堂」だ。(小牟田哲彦)

 肥薩おれんじ鉄道は平成16(2004)年、九州新幹線の開業に伴い、鹿児島本線の並行区間がJRから経営分離して誕生した。かつて東京発着のブルートレインも走っていた幹線は普通列車のみが走るローカル線へと転落し、遠隔地からの旅行者には縁遠い路線となっていた。

 ところが平成25(2013)年、2両の専用車両から成る「おれんじ食堂」が登場。「列車の中に食堂車がある」のではなく「列車全体がまるごとレストラン」という新しい形態の観光列車で、しかも地元の食材を活用した本格的な料理が供されるとあって注目を集め、今や全国区の人気を誇っている。

 「おれんじ食堂」は3食およびスウィーツの各時間帯に合わせて運行される。とりわけ、朝食を売りにした観光グルメ列車は全国でも珍しい。朝食列車の始発の出水(いずみ)駅近くに前泊して、早起きして何も食べずに乗車するという準備が必要だが、優雅な朝食を流れる景色とともに楽しむ体験は他では得難い。

 車内の朝食はスープからサラダ、メーンにデザートまで、地元ホテルのフランス料理の料理長が手掛ける約1時間コース。スクランブルエッグに付け合わせたソーセージまで地元産にこだわっているとのこと。

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