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【男盛りはこれからだ!!80代元気の秘訣】ジャーナリスト・田原総一朗さん 物忘れは「調べる良い機会」

★ジャーナリスト・田原総一朗さん(下)

 朝食後の散歩を心掛け、睡眠7時間のキープで“生涯現役”を貫くジャーナリストの田原総一朗さん(84)。

 仕事上のストレスはないのでしょうか?

 「元来、能天気だからストレスはあまり感じません。それに、僕は会いたい人に会う。会いたくない人には会わない。ストレスより好奇心が強いですね。日課は、毎朝、政治経済を中心に新聞6紙を読むこと。本も毎日読みます。それから、人が好きで、毎日たくさんの人に会います」

 医学的にも人と話すことは脳の機能が活発になって血流がよくなることから脳の老化を防ぐと言われています。絶えず人とのコミュニケーションを交わすことが、切れ味が鋭い田原さんの弁舌をアシストしていることは間違いありません。

 テレビ出演や講演活動の一方で、多くの著作がある田原さん。現在もコラムや書籍の執筆が日々のルーチンになっているそうです。注目したいのはその方法で、「執筆は常にペンで紙に書きます。PCは使いません」といいます。

 文章を書くとき、脳は広範囲にわたって使われるため、これも脳を活性化する良い方法と言えます。こうしたライフスタイルは、無意識のうちに認知症予防にもなります。私たちも日記や手紙など書く習慣を持ちたいですね。

 まさに全力疾走まっただ中の田原さん、年齢を感じることはありますか? と聞くと、「物忘れが増えてきましたね」と冗談めかして笑いながら、こう続けます。

 「でも、物忘れがあったら思い出すようにしてます。忘れるってことは悪いことじゃない。思い出せないときは辞書や本で調べます。そうするとまた、勉強になるし覚えることもできます」

 物忘れをポジティブにとらえるのは、いかにも田原さん流。年齢によらず物忘れは誰もが経験することですが、「調べる良い機会」と思えば、これも脳の活性化に役立ちますね。

 休日については、日曜も関係なく仕事を入れ、普段は決まった休みを作っていないそうです。

 長年司会を務める「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)では毎年、元日の未明に特番の生放送があります。その翌日の1月2日が「唯一の休み」と聞き、驚きました。

 「毎年、正月の生放送を終えたら翌日にお墓参りに行きます。それから家族との時間を持つようにしています」

 田原さんの、元気の秘訣は「仕事と好奇心」。平成最後のキレ味も楽しみです。(医療ジャーナリスト、薬剤師 吉澤恵理)

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