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【放置はダメ!首・肩の痛み】首こり、肩こり…必ずしも「ストレートネック」が原因じゃない!? 高さと硬さの合う枕を自分で作ろう (1/2ページ)

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 頚椎からくる首や肩の痛みを根本から改善するためには、正しい姿勢をとることが大切だと前回説明した。そのために活用したい道具が、枕だ。

 首こり、肩こり持ちの人や頭痛持ちの人はとくに、今使っている枕が合っているかどうか。次の2項目でチェックしてほしい。

 □朝起きたときに、眠る前と同様に頭が枕に乗っているか。ずれたり外れていたりしないか

 □朝起きたときに、首や肩のこり、頭痛などの痛み、症状があるか

 どちらも当てはまる場合は、「枕が合っていない可能性が高い」と、枕を治療道具としてとらえる16号整形外科(神奈川県相模原市)の山田朱織院長。

 どうやって自分に合った枕を探せばいいのだろうか。「世界中で、どんな枕が体にいいのかのコンセンサスはまだ得られていません。研究途中の分野であることを前提にしてほしい」と山田院長。その上で、患者約6万人と、開発した枕の使用者約6万人の計12万人のデータを元に導き出したのが、自分に合った高さの、平らで硬めの枕だ。

 「枕の真ん中が凹んでいて両端が高い枕がありますが、横向きに寝るときに肩幅分、頭が高くなるので、そのほうがいいと思う人も多いと思います。しかし入眠中は、肩を下敷きにして寝返りを打つ人は少なく、むしろ両端が高いことによって寝返りが阻害されるので、凸凹は不要と私は考えます。そして、上向きでも横向きでも一定の高さを維持するためには、ある程度の硬さが必要なのです」

 自分に合った枕の高さは一人一人違うといい、同院では自分に合う枕の作り方を公開している(別項参照)。一般的に、体格のよい人は高め、細身の人は低めであるとは言えるが、息がしやすく簡単に寝返りが打てる高さを探したい。

 ところで、よくない姿勢を続けていると「ストレートネック」になり、それが首こり、肩こりの原因と言われているが、山田院長は異を唱える。

 「他所で、あなたはストレートネックです、と言われて来院した患者さんのX線を撮ると、確かに頚椎(骨)の湾曲がない状態の人が多くいます。しかし、当院で治療をして症状がなくなった後に、もう一回X線を撮ってみても、大半はストレートネックのままです。つまり、ストレートネックは必ずしも痛みや不調の原因ではないということになります」

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