zakzak

記事詳細

飲みすぎた翌朝は二日酔いで毎回反省… アセトアルデヒドの排泄促す漢方で備えを

★(2)

 気候もよくなる連休中は、旅先で飲む機会や、旧友たちとの再会の一杯など、酒席を予定している人も多いでしょう。いざというときに漢方が役立ちます。

 【広告代理店 Hさん、52歳】

 気心の知れた仲間と飲んでいる時には、楽しくて時間の経過とともにお酒を飲むペースがあがってしまう。非常に有意義な時間ではあるが、翌日が切実につらい。気持ち悪くなったり、頭痛がしたり、お腹を壊したり、顔のむくみがひどかったり…。こんなことだったら、ほどほどに控えるべきだったと毎回、翌朝反省している。

 【主訴】

 飲みすぎた翌日の不調

 【相談】

 Hさん この連休中も飲みの誘いが断れなくて。どうすればいいでしょう。

 愛先生 二日酔いで反省することは、ほとんどの人に経験があると思います。お酒は弱い方ですか?

 H いえ、どちらかというと強い方です。それもあって、深酒してしまうことが多いんですよね。もう少し弱ければ、早く切り上げることができるのにと考えてしまいます。

 愛 そうですか。いずれにせよ時間を決めて深酒しないようにしたいですね。どんな不調を感じますか?

 H 分かってはいるんですけど、意志が弱くて…。二日酔いとしては、典型的なものばかりですよ。気持ち悪い、頭が痛い、下痢、顔がパンパン、だるい、といった症状です。

 愛 それはつらいですね。飲みすぎてしまった後の不調も、漢方で改善することができます。

 H もっと早く知りたかったです。どんなものが、ありますか?

 愛 まず、気持ちが悪いときには、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などが良いと思います。吐き気だけではなく、胃もたれや下痢の緩和にも役立ちます。

 二日酔いの原因物質はアセトアルデヒドです。この物質を早く外に排泄することが、早急に二日酔いから解放されるために必要です。五苓散(ごれいさん)は水分代謝をあげ排泄を促し、むくみや頭痛、だるさの改善を助けてくれます。

 また、アセトアルデヒドは肝臓で無毒化されますが、垂盆草(すいぼんそう)や田七人参(でんしちにんじん)などが肝臓の働きを支えてくれます。これらの漢方薬を備えておくといざというときに便利です。

 H 今すぐに、全種類欲しいです。

 愛 備えておくことは大切ですが、まずは飲みすぎないようにすることがなにより大切ですよ。

 H 気をつけます。

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ、秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。

関連ニュース

アクセスランキング