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ウオーキングと何が違うの?「スロージョギング」 1回1分、足腰弱い高齢者でもできる

★スロージョギング(1)

 屋外で過ごすのが気持ちのいい季節。今回から「スロージョギング」を取り上げる。

 スロージョギングは、上皇さまご夫妻も実践していらっしゃることでも知られている。ウオーキングと同じくらいの速度で走るので息も切れず、おしゃべりをしながらでも実践できる。それでいて、エネルギー消費量はウオーキングの約2倍、加齢で衰えやすい太ももの前側の筋肉も鍛えられるという効率のいい運動だ。

 なによりもスロージョギングの気楽な点は、必ずしも連続で行う必要はなく、たとえば1分間のスロージョギングを何回かに分けてもいいという運動指針があることだ。1回1分なら、長時間の運動をする時間のない忙しいビジネスマンでも、足腰が弱い高齢者でも、誰でも取り組める。体力の衰えを感じている人、減量したい人にとっても始めやすい運動だ。

 スロージョギングは歩幅を小さくして小刻みに走るのが特徴。ウオーキングと異なるのは、かかと着地ではなく足の指の付け根で着地することだ。これは「フォアフット」という走法で、膝を痛めずに太ももの前側の筋肉を使うことができる。

 また、速度はウオーキングと同程度にもかかわらず、有酸素運動で心肺が鍛えられ、体力も増強する。

 先月23日には、東京・浅草周辺の隅田川沿いで「隅田川ラン!スロージョギング」(NHK学園オープンスクール)が開催された。主催した日本スロージョギング協会アドバイザーの讃井里佳子さんは、ウオーキングとスロージョギングの違いをこう説明する。

 「(ウオーキングとスロージョギングそれぞれで)前ももに手を置いて違いを試してみてください。スロージョギングは前ももが明らかに硬くなります。つらくないのに、それだけ筋肉を使っているのです」

 讃井さんは先ごろ、『らくらくスロージョギング運動』(講談社)を出版した。「運動が続かない『ずぼらな人』に体験してほしい」という思いがきっかけという。次回から、讃井さんによるスロージョギングの解説や、実際に体験している人たちを紹介する。(松本佳代子)

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