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腰痛改善へ1日水2リットルの“秘策” 「腰痛リスク」チェックリスト (1/2ページ)

 世のお父さんと腰痛の関係は、女房以上に強い。もはや切っても切り離せない間柄だ。しかも、女房は女房で、ちゃんと腰痛と付き合っている。腰痛の攻撃に身もだえしたりしている。腰痛は悪いヤツだ。

 そんな腰痛を、「水を飲むだけで撃退できる」と言い切る本が出た。

 『1万人を診た治療師が教える 腰痛の9割は水で治る』(高橋洋平著、梅津拓史監修、かんき出版刊)という、じつにわかりやすいタイトル。著者は首都圏で複数の整骨院を経営する柔道整骨師。監修者は心臓血管カテーテルの症例が2000件を超える循環器科医である。

 2人が、とにかく「腰痛を治したければ水を飲め!」と指南する。

 成人の体の60%を占める水は全身を巡って栄養分を運び、老廃物を排泄している。水が不足すれば、体温調節や、体液の濃度調節などもダメージを受け、体のあちこちに問題が生じる。

 腰痛もその一環として起きる症状。水分不足から来る筋肉のコリが、腰痛を引き起こす原因にもなると説いている。

 本書によると、人は1日当たり大小便として約1・6リットルの水分を体外に出すほか、汗や呼気など「目に見えない排泄」を含めると、その量は約2・5リットルになるという。

 一方、入る量はどうか。これがうまくできていて、飲み物や食事から摂取する水分量も平均して2・5リットル。つまり「差し引きゼロ」。

 過不足ないなら安心だ-と考えるのは早計だ。金融庁の報告書が示した通り、年金だけでは「豊かな老後」は望めない。自分の努力で蓄えないと、体の水分だってあっという間に枯渇する。そうなれば骨にダメージがおよび、腰痛は悪化する。やっぱり「豊かな老後」は遠ざかっていくのだ。

 「水は万能薬」と語る著者は、1日あたり「体重×30ミリリットル」の水を飲むことを推奨する。70キロなら2・1リットル、80キロのお父さんなら2・4リットルの水を意識的に飲むことが重要としている。そうすることで、体内の水分量が高まり、腰痛だけでなくさまざまな臓器の健康にも役立つという。

 ただし、同じ飲むのでも「まとめ飲み」や「一気飲み」はNG。1回200~250ミリリットル程度の水を1日10回ほどに分けて飲む。ちなみに飲む水はミネラルウオーターでなくても構わない。最初は炭酸水から始めてもいいし、水道水だって構わない。水道水というと、塩素やらトリハロメタンといった穏やかならぬ物質をイメージする人もいるが、「人間が一生涯にわたって毎日2リットルの水道水を飲み続けたとしても、健康に影響を与えることはない」と著者らはいう。

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