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【モテる体をつくる】断食とは違う「ファスティング」で体の土台を作る 代謝酵素を活性化、汚れた細胞をリセット

 今週と来週は筋トレの時に意識してほしい栄養について解説します。まずは、最近注目されていて、みなさんにもお薦めしたい「ファスティング」について紹介します。

 ファスティングと聞いて「断食でしょ」と答える人は多いかもしれません。しかし、これは断食とは異なります。前回も述べたように、食べないで痩せることは体にたくさんの悪影響を引き起こします。まったく食べないのではなく、ある一定期間、固形物を摂取せず、酵素や必要な栄養は摂取しながら疲れた消化器官を休ませ、腸内環境を整え、アミラーゼやリパーゼなどの消化吸収するための酵素は温存させる。これにより停滞していた代謝酵素を一気に活性化させ、毒素の排泄(はいせつ)力を高め、汚れた細胞をリセットする。それがファスティングです。

 ファスティングは海外ではかなり研究が進んでいます。アメリカやドイツなどではしっかりとしたエビデンス(医学的根拠)が取れ、保険適用もされています。

 2016年、東京工業大学の大隅良典栄誉教授は「オートファジーのメカニズムの発見」によりノーベル医学・生理学賞を受賞しました。オートファジーとは、酵母や植物、動物など、すべての真核生物に備わっている細胞内の浄化・リサイクルシステムのことです。

 細胞内の変性タンパク質や不良ミトコンドリア、さらには細胞内に侵入した病原性細菌などを分解して浄化することで、さまざまな病気から生体を守っています。

 このオートファジーは普段も働きますが、空腹の時、つまりファスティング時により活性化することがわかりました。ファスティングをすると、体中の細胞が新たに上質の新しい細胞へと生まれ変わるのを促進するというのです。

 とはいえ、やはり「断食」のイメージから不安に感じる人もいそうですが、ファスティングには週末の1日や3日間だけとか、逆にじっくりと2週間かけて行うなど、その人の生活のリズムに合わせて無理なく取り入れる方法があります。以下の項目に1つでも該当する人は、ぜひ一度試してみてください。

 痩せない▽冷え性がひどい▽むくみやすい▽疲れが取れない▽肌荒れがひどい▽風邪をひきやすい▽睡眠不足、寝つきが悪い▽肩こり、腰痛がひどい▽これから体を作っていこうと思っている

 ただし、自己流のファスティングは逆に体を壊してしまう恐れがあります。この欄では詳細にはお伝えできないので、ファスティングの有資格者が在籍しているT-REVOのホームページをぜひご覧ください。ファスティングとはどんなもので、何に気をつけて行えばいいのか、厳選された商品なども細かく説明しています。ファスティングを生活の中にうまく取り入れ、健康的な「艶男(つやだん)ボディ」を手に入れるための“土台”を作っていただきたいと思います。

 ■田島寛規(たじま・ひろのり) Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京・渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。

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