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【青島美幸のスーダラクッキング】ほどよいカリカリ具合が最高! 「ベーコンを焼いただけ」

 皆さん、ご機嫌いかがですか? 青島美幸です。

 今回の一品は「ベーコンを焼いただけ」。

 でも、これにお醤油をかけるとごはんをお変わりしてしまう程おいしいのです。私は弱火でベーコンを程よくカリカリになるぐらいまで焼きます。

 ベーコンの白い脂身が透明になる頃合いがこの焼き方の目安です。

 私の弱点は優柔不断で決断力がないところ。

 日常生活に支障が出るほどなのに、ベーコンを焼くのだけはうまいんだ。

 「ただ焼きゃあいいだけだろ?」とおっしゃいますな。

 結構、頃合いが難しいんですってば。

 ベーコンから出る油が顔や腕や首をめがけて容赦なく跳ねるのです。なぜ弱い所ばかり?

 更に破裂したりもするんでビビります。

 そうして出来たのがこれ。

 ベーコンを焼くときのような決断力が安定していればいいのにな~ッ。

 欲しいものがあってデパートに行ったのに店員さんが色々出してくれているうちに「え~っと私は何しに来たんだっけ?」となってしまう私です。

 だから最近の私はインターネットでお買い物。

 じっくり吟味できるので私には向いています。

 先日はスルメイカをゲットしました。

 海産物のスルメイカひとつ選ぶにしてもいろいろなお店があるので迷いますが、美幸セレクトとして信頼を得ている私は病的にじっくり時間をかけて商品を選びます。

 決め手は宣伝文句。

 北海道産、特選、天然、無添加、新鮮、本物の味、厳選された、丁寧に仕上げたといった歌い文句に実際の工程写真など掲載されていようもんなら、耳元で「君は美しい」「君は可愛いね」と囁かれているようでよろめきます。

 それでも慎重な私なので購入ボタンを押すまで何日もかけます。

 もちろんレビューもチェックします。

 その際、私は星一つのコメントから読みます。

 決断力がないことが功を奏してかインターネットで買ったもので失敗したことがありません。

 「寝る間も惜しんであらゆるスルメイカに目を通し選び抜くのです」ってどんだけ暇なんだ? あたし。

 ■ベーコンを焼いただけ

 《材料》

 ベーコン 5枚

 オリーブオイル 大さじ1

 お醤油 少々

 《作り方》

 1フライパンにオリーブオイルを入れます。

 2火をつけて、フライパンにベーコンを並べます。

 3中火でベーコンを焼きます。

 4白い脂身が透明になったら、できあがり。

 ■ポイント

 火が強いとベーコン煎餅のようになってしまいます。火を加減してください。

 ■青島美幸(あおしま・みゆき) 作家。1959年生まれ。『青島家の食卓』(グラフ社)ほか著書多数。放送作家、講演、タレント活動など幅広い。父は参院議員、都知事を歴任、「スーダラ節」など数々の作詞を手がけた直木賞作家の青島幸男氏

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