zakzak

記事詳細

デ・ニーロにジョンソン副大統領も愛飲 「カティサーク」バカルディ社員が明かすスコッチ裏話

 緑のボトルに山吹色のラベルが映えるブレンデッド・スコッチウイスキー「カティサーク」。

 80年代の独特な節まわしでブランド名を歌い上げるテレビCM、景品の有名女優のカレンダーを懐かしむファンも多いかと思います。

 1923年に発売されたこのウイスキーは紅茶をアジアからイギリスに運ぶティークリッパー(高速帆船)の「カティサーク号」が名前の由来。現在ではこの帆船はロンドン郊外のグリニッジに保存展示されています。

 1933年に禁酒法が廃止されるとライトでスムースな味わいはウイスキーの大消費地であるアメリカで人気に。1960年当時は全米シェアNo.1のスコッチでした。

 そのため、時代を表す小道具としてさまざまなアメリカの映画やドラマにカティサークが登場します。

 代表的なのはロバート・デ・ニーロがボクサー役でアカデミー主演男優賞受賞した映画「レイジングブル(81年)」。デ・ニーロが役に合わせて体重を増減したことでも有名です。

 また、60年代のニューヨークの広告マンが活躍するテレビドラマシリーズ「マッドメン」(2007年)でも当時の世相が反映するアイテムとして登場します。

 ケネディ暗殺により大統領に昇格したリンドン・ジョンソン副大統領の苦悩を描いた映画「LBJ ケネディの意志を継いだ男」(18年)。ジョンソンは史実としてもカティサークを愛飲していたようです。

 そして今年のアカデミー賞で作品賞など3部門を受賞し、60年代に黒人ピアニストとイタリア系アメリカ人運転手による南部へのコンサートツアーについての伝記映画「グリーンブック」(19年)でもカティサークはピアニストの心情を表すアイテムとして描かれています。

 アメリカ人にとって自国のウイスキーであるバーボンには「力強さ・伝統・南部・保守的なイメージ」がつきまとうのに対して、20世紀後半においてカティサークは「ライト・革新性・都会感・スタイリッシュさ」を持った時代のアイコンとして受け入れられたのだと思われます。

 今宵は当時の時代背景に思いをはせ、アメリカの映画やドラマを見ながらライトでスムースな味わいのカティサークのハイボールや水割りを楽しんでみてはいかがでしょうか?(バカルディジャパン マーケティング部 マーケティングマネージャー 柴田宗紀)

関連ニュース

アクセスランキング