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「自律神経ストレッチ」で心身不調改善! 気になっていた痛みやこりの解消「腸つかみ腰回し」

 12月27日発売の『健康』2月号は、「自律神経ストレッチ」の大特集。自律神経という名前は、ご存じの方も多いでしょう。私たちの意志とは関係なく、つまり無意識のうちに、内臓や血管などの働きを常に調節してくれているのが、自律神経です。私たちは、この神経の働きがなければ、こうして生きていることはできません。

 ただ、そこまで知っているみなさんでも、「自律神経」と「ストレッチ」がどう結びつくのか、すぐにはピンとこないのではないかと思います。実は、「自律神経ストレッチ」とは、内臓や血管の働きを調整している自律神経に働きかけ、その機能を高めて心身の状態を整える体操なのです。

 試しに、その場で何度か深呼吸をしてみてください。気持ちが落ち着き、脈も少しゆっくりするのではないでしょうか。それは、呼吸が自律神経に働きかけ、副交感神経の働きを高めたからです。

 自律神経は、私たちの意志とは関係なく働いています。しかしそれは、自分では自律神経にアプローチできない、という意味ではないのです。自律神経の働きが呼吸の影響を受けることは、昔から知られていました。そして、自分で自律神経の働きを整えられる方法は「呼吸だけ」とも広く考えられてきました。

 しかし、人体には、「反射」という仕組みがあります。うっかり熱いやかんに触ったとき、とっさに手を引っ込めるような反応です。その反射の一種に「体性・内臓反射」というものがあります。筋肉や皮膚に刺激(体性刺激)が加わったとき、自律神経を介して内臓にさまざまな反応が起こる仕組みです。

 そこで、意図して体性・内臓反射を起こすような動作や体の使い方をすれば、体操によって自律神経に働きかけることもできるのです。これが、自律神経ストレッチです。

 その基本的なメカニズムは次のとおりです。

 (1)ストレッチを行い、皮膚や筋肉、関節、内臓などに体性刺激を与える。

 (2)その刺激に対して、自律神経が反応し、機能とバランスが整う。

 (3)その結果、筋肉、関節、内臓なども活性化し、血流も改善する。

 こうした反応の影響は、全身の細胞にもおよび、根本から健康にする効果があると考えられているのです。実際、実践した人に現れる、気になっていた痛みやこりの解消など、幅広い健康効果が確認されています。自律神経ストレッチは、大学病院の医師たちが運動生理学、解剖学などの医学的根拠に基づいて、心身の状態を整えるために開発した体操です。ぜひ親しんでほしいと思います。(『健康』編集長 嶋 崇)

 ■自律神経ストレッチ「腸つかみ腰回し」のやり方

 1両足を肩幅に開いて立ったら、写真のように片手は肋骨のすぐ下、反対の手は腰骨のすぐ上をつかむ。

 2この状態で腰を大きくゆっくりと時計方向に1回、反時計方向に1回回す。

 3次に手の位置を左右替えて同様に回す。*これを1セットとして8セット繰り返す

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