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【青島美幸のスーダラクッキング】細切りにして食べやすく! 「ピーマン細切り炒め」

 皆さん、いかがお過ごしですか? 青島美幸です。

 今回はピーマン細切り炒め。

 ピーマンって、本来「とうがらし」なんですってね。

 ち~~ッッとも知りませんでした。

 「知らなかった」といえばですよ、先日とんだ恥をかいてしまいました。

 遅刻してきた友人に「あなたのことを手ぐすね引いて待っていたのよ」というと、友人が照れ隠しに手招きをする。

 「いやいや、手ぐすねならばこうでしょ」とロープをたぐり寄せるようにすると、友人は「どうしてたぐり寄せるの?」と聞くので、「テグス」って釣り糸にするもので釣った魚を手で引きよせるからこんな風にするんだと思うけど違うのかな? と私。

 「へ~、みーちゃんってなんでも知ってるんだね。釣り糸のことを『テグス』っていうんだぁ」と、やたら関心してくれた。そこまで褒められちゃ絶対に間違えられないとこっそりパソコンで「手ぐすね」を調べると、画面上に弓を引いている姿の写真が出てくるではありませんか。

 「ギョッ」

 恐る恐るその記事を読むと「手ぐすね」とは狙った獲物を待ちかまえるときに手元が狂わないように弓の弦の部分に松脂を塗って滑り止めにしておくことをいうのだそうです。

 「ゼンゼンチガウヤンケッッ」

 いや~~~ん、聞かなかったことにして~~ん。

 いや~~ん、だからあたしにいろんなこときかないでってばぁ~。

 油断をしているとどこで恥をかくことになるかわからないもんです。

 もしかしたら友達は「手ぐすねをひく」の意味を知っていてからかったのかもしれないと猜疑心でいっぱいになる私。そういえば、父青島幸男も「年をとってからも知ることってあるんだよねぇ」と言っていましたっけ。

 あたしなんか60歳になるまで「手ぐすね」を「テグスを引き寄せる」という意味なのだと思い込んでいましたよ。

 ああ、はずかしい。

 奇しくも私は今月で満61歳。

 「お陰様でまたひとつ日本語を覚えました」ってアタシ、たしか「日本人」なんだよね? う~んッもう~~っ。

 ■ピーマン細切り炒め

 《材料》

 ピーマン 1袋

 塩 少々

 コショウ 少々

 醤油 少々

 オリーブオイル 少々

 《作り方》

 (1)洗ったピーマンの種を取り除きます

 (2)ピーマンを細切りにします

 (3)オリーブオイルでピーマンを炒めます

 (4)塩コショウで味を調えます

 (5)お皿に盛り付けてから、お醤油をサッとアクセント程度

 ■ポイント

 ピーマンは二度目ですが今回は細切りです。細切りにすると、とても食べやすくなります。硬めに炒めたほうがおいしいですが、サッと炒めたぐらいではガリガリのバキバキです。顔色見ながらほどほどに~。

 ■青島美幸(あおしま・みゆき) 作家。1959年生まれ。『青島家の食卓』(グラフ社)ほか著書多数。放送作家、講演、タレント活動など幅広い。父は参院議員、都知事を歴任、「スーダラ節」など数々の作詞を手がけた直木賞作家の青島幸男氏

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