zakzak

記事詳細

首都圏で話題「生姜醤油ラーメン」を要チェック! 「長岡食堂」と「しょうがの湯」

 新潟には五大ご当地ラーメンが存在する。新潟市のあっさり醤油ラーメン、新潟市(巻町)の濃厚味噌ラーメン、三条市のカレーラーメン、燕市の背脂煮干ラーメン、長岡市の生姜(しょうが)醤油ラーメンの五つである。

 その中の「生姜醤油ラーメン」が首都圏で話題になっている。大手がその味のブランドを新規展開したのだ。

 2019年12月12日にオープンしたのは「長岡食堂」(町田)。「町田商店」「ラーメン豚山」を展開する株式会社ギフトの運営。18年10月マザーズに上場した会社。こういう会社が「長岡生姜醤油」に目を付けるとは驚きである。

 長岡の生姜醤油で一番有名なのは「青島食堂」だ。秋葉原にも支店があり、大行列の人気店だ。新潟出身の店主が都内で手掛ける「我武者羅」(幡ヶ谷・代々木)も都内では目立っている。私が食べたのは全部で10軒ちょっとくらい。こちらのスープは豚ガラ・豚足・豚背脂に鶏ガラ、さらに腕肉。

 お店は清湯スープと言っているが少し濁っている。タレは醤油にシイタケ・昆布など。やんばる黒糖を使っているようなのでこの甘味が独特。麺は自家製(四之宮商店)つるもち中細麺。チャーシューはスープで煮込んだ腕肉。具はチャーシュー、メンマ、青菜、ノリ、なると、きざみねぎ。

 主なメニューは、醤油ラーメン、塩ラーメン、チャーシューメン、など。麺の固さや味の濃さ、油の量などを選べる。「追いしょうが」(生姜の無料追加)が別皿で出てくるのがうれしい。最初に味を確認し、思った以上に生姜が効いていたが生姜大好きなので生姜味濃いめで楽しんだ。

 続いて「野郎ラーメン」の新展開は「しょうがの湯」(渋谷)で今年1月9日オープン。待ってる間に生姜湯が出てくるがこれが強烈に生姜が効いておいしい。スープは清湯醤油でかなり生姜が効いている。増さなくてもいいくらい。生姜増しにすると追いショウガ(最後に生姜をすりおろす)をするらしい。

 麺はストレート中太でなかなかいい麺。具はチャーシュー、メンマ、ほうれん草、なると、ノリ、きざみねぎ。

 同じような時期に同じような味を新展開、という面白いパターン。「なぜ今このタイミングで大手資本(チェーン店)が長岡生姜醤油を?」と不思議なニュース。味はそれぞれ違うが、両店共、塩ラーメンがあったり、生姜の追加が無料でできたり、共通項もある。

 すでにどちらも人気だった。横浜家系ラーメンのように今後もっと増えていくのかもしれない。この2店舗の展開に要チェック。

 ■ラーメン耳寄り情報

 しょうがの湯(渋谷) 今年1月9日、明治通り沿いにオープン。「野郎ラーメン」などを展開する会社の新業態。新潟県長岡市に1963年創業した「青島食堂」が元祖の「生姜醤油ラーメン」。約60年の時を経て、東京で展開。生姜で体も温まり、健康になった気分。

 ■大崎裕史(おおさき・ひろし) 自称「日本一ラーメンを食べた男」。2019年6月現在で1万2500軒、2万5500杯のラーメンを食破。株式会社ラーメンデータバンク代表取締役、日本ラーメン協会理事。Webおよび携帯の「ラーメンバンク」を運営している。

関連ニュース

アクセスランキング