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【青島美幸のスーダラクッキング】母と“てんやわんやの味直し” 「大根の梅酢漬け」

 ご用心なさっていますか? 青島美幸です。

 ゆうべ、冷蔵庫を覗き見ましたら、おいしい大根が弱ってしまっていたので、慌てておしんこを作ることにしました。私が薄くスライスした銀杏切りの大根をボールに入れると、母が梅酢をかけてくれました。

 翌朝、母ががっかりしているのでどうしたのかと思いきや、梅酢を入れすぎて大根がしょっぱくなってしまったというのです。

 なんだそんなことか。

 一枚つまんだら確かにしょっぱいので洗って塩抜きをしたら今度は塩気がなくなってしまい、「あらまあ」。

 再び梅酢に付け込んでお酢とお砂糖を足したらなんとかおいしくなりました。

 というわけで、今回は「大根の梅酢漬け」。

 今回の大根のようにやり直しがきけば心を痛めません。

 先日更新した免許証の私の顔写真ですよ。

 「バカ面」も良いとこで取り返しがつきません。

 このマヌケな顔の写真を身分証明書としていろんな場面で見せるのかと思うとがっかりします。なにせ、びっくりした顔をしちゃっているんです。

 すんごいマヌケ面なんです。

 まずいことに私の場合、「ゴールド」なので更新が5年後。

 街でDVDを借りる時も身分証明として免許証を差し出すと「コピーをさせて頂きますのでお待ちください」といってレジの奥に行って笑い声がしたら、それはきっと私の写真をみんなで笑っているのに決まっています。

 いや~~~んっ。

 取り直しをしたいところですが、人間、諦めということが肝心な時もあります。

 ここはもう過ぎてしまったことなので、しょうがないと諦めて。

 「は~」とため息をついていると、母が「どうしたの?」と珍しく心配するので「ほら、この間、取った免許証の写真がうまくなくて、がっかりしちゃってるんだ」というと

 「え? そうなの? 私は今回の免許証はいつものミーちゃんの感じで、いい写真だと思ったけど?」

 それって、いつものアタシがバカ面のマヌケ面ってことやんけッ。

 しかも今回のほうがって、じゃあ、前回はどんな顔?

 ■大根の梅酢

 《材料》

 大根 20センチ程

 砂糖 大さじ1

 梅酢 大さじ2

 水 100CC

 あく抜きのための梅酢 振りかける程度

 《作り方》

 (1)いちょう切りの大根をボールに入れます

 (2)梅酢だけを振りかけて大根のあく抜きをします

 (3)梅酢が白く濁ったら水切りします

 (4)鍋に水、砂糖、梅酢を入れて煮立たせます

 (5)(4)を冷ましてからボールに入れて付け込みます

 (6)2時間ほどで味が染みたら出来上がり

 ■ポイント

 つけ過ぎると、しょっぱくなります。刻み昆布を入れるととろみがついてアクセントになります。お試しあれ~。

 ■青島美幸(あおしま・みゆき) 作家。1959年生まれ。『青島家の食卓』(グラフ社)ほか著書多数。放送作家、講演、タレント活動など幅広い。父は参院議員、都知事を歴任、「スーダラ節」など数々の作詞を手がけた直木賞作家の青島幸男氏

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