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【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】「名画座」はシルバーの友 1万円で1年間見放題も

 前回、「寅さん映画はすべて見た」と書いた。しかし、封切りで見たのではなく、学生時代に東京・池袋の名画座・文芸坐で週末にオールナイト5本立てをやっていたので、まとめて見たのが初めだ。

 このころ、文芸坐の深夜興行は映画館を十重二十重に囲む学生の列ができる盛況ぶり。もっとも、お目当ては寅さんではなく、高倉健さんのヤクザ映画だった。「唐獅子牡丹」の歌が流れると、会場はやんやの拍手と「待ってました健さん」の歓声で割れんばかり。それから50年近い月日が流れた。そして名画座も激減した。

 だが、いまも健在な名画座はシルバーで大にぎわいである。新文芸坐も健在である。筆者は板橋の高島平から池袋までバスで行ける。シルバーパスを運転手に見せればOKだ。だが、今回ご紹介するのは飯田橋のギンレイホール。高島平から三田線で春日で乗り換え1駅。いつ行っても行列があるから最初はビックリするが、大丈夫。2本立てでシニアは1000円。前のほうの席が空いていた。

 一見すると、シルバー客が多い。ちょうど昼時なので幕間に持ち込んだサンドイッチやおにぎりをほおばる人もいる。筆者も持参したおにぎりを腹に入れる。それから少し前の洋画を2本見た。4時間座っていると腰が痛くなり参った。

 おすすめはギンレイシネマクラブに入会することだ。1万円で1年間見放題だから、1本ずつ見れば腰にはやさしい。

 高田馬場の早稲田松竹にもシルバーパスで行ける。三田線西巣鴨で降り、新庚申塚から東京さくらトラム(都電荒川線)で早稲田下車だ。(いくちゃん)

 【関西編】 関西でも名画座は多い。名画座ファンとしては、大阪なら通天閣そばの新世界国際劇場、新世界東映など、京都も京都みなみ会館など、神戸もパルシネマしんこうえんなどに行ってみたい。

 【各地の敬老パス】

 シルバーが元気よく動き回れば危機的な状況にある医療費削減にもつながる。そんな効果を期待して特別パスを発行するのは東京都だけではない。例えば大阪市では70歳以上に「敬老優待乗車証(敬老パス)」を発行。地下鉄・ニュートラム、大阪シティバスの路線バスが1乗車50円になる。横浜市、札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、神戸市などでも敬老パスを発行している。

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