【ベストセラー健康法】コロナ、がん、難病、家庭医学…医師が高度な知見で教える正しい治療法 『スーパードクターに教わる最新治療2021』(文藝春秋刊) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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コロナ、がん、難病、家庭医学…医師が高度な知見で教える正しい治療法 『スーパードクターに教わる最新治療2021』(文藝春秋刊)

 多くの人が医療情報をネットに求めるようになってきた。知りたい病名や治療法を検索すると、山のような情報が押し寄せてくる。しかし、そこに氾濫する情報のすべてが正しいわけではない。やはり本当に正しい医療情報は、信頼できる医師に教えてもらうしかない。

 

 新型コロナウイルスに翻弄され続けた昨年ほど医療のありがたみを感じた年もないだろう。ふだん当たり前のように身近にあった医療が、いかに尊いものであるかを痛感し、感謝した1年だった。残念ながらまだ終息の兆しは見えないが、現代人が延ばし続けている平均寿命と健康寿命は、日々進化を続ける医療に立脚したものなのだ。

 そんな最新医療の現状を、わかりやすく解説してくれるのが、「スーパードクターに教わる最新治療2021」(文藝春秋刊)。日本を代表する名医たちが、それぞれ専門とする疾患の仕組みと、いま導入されている最新の治療技術を、平易な文章と豊富な図表で解説してくれる。

 構成は大きく5本柱。パート1は「きちんとわかる新型コロナウイルスの正体と対策」。パート2は「がん治療」、パート3は「難病治療」、パートは4は「家庭医学」、そしてパート5は「新しい医療のかたち」について。

 時節柄パート1に目が行くが、ここでは感染症やウイルス学の権威が、新型コロナをめぐる経緯や予測、ワクチン開発や検査体制の現状、さらには「いまさら聞けない新型コロナの基礎知識」までを広範囲に、しかも丁寧に網羅している。この章を読むだけで、新型コロナ対策を考えるうえで最低限必要な知識が身に付くつくりだ。

 パート2以降で展開される疾患ごと、治療法ごとの解説も、「わかりやすさ」を重視した誌面づくりが施されている。もし、該当する疾患の患者や家族であれば、これに目を通してから医師の説明を聞けば、理解が深まる上、具体的に突っ込んだ質問もできるだろう。言い換えれば、このムックの最大のウリは、患者と医師の双方にとって役立つ“親切設計”にある。

 編集を担当した文藝春秋メディア事業局統括次長の谷口和人氏はいう。

 「病気に罹(かか)るとどうしても不安になります。世間には膨大な医療情報が溢(あふ)れています。が、正しい治療は高度な知見を持った医師が臨床経験を通して実績を積み上げてきたものだけです。最新、最前線の治療法をスーパードクターたちが分かりやすくお伝えします」

 進化を続ける医療を、効率よく受けるには、患者側が正しい基礎知識を持つことが不可欠。玉石混淆のネット情報を鵜呑みにするのではなく、正しく読み解くためにも、“賢い患者”になるためにも、目を通しておきたい。(竹中秀二)

 

 ◆本書で解説されている疾患

 ■がん

 肺がん 大腸がん 胃がん 乳がん 食道がん 膵がん 前立腺がん 子宮がん 白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫他

 ■難病・慢性疾患

 高血圧 糖尿病 認知症 パーキンソン病 脳梗塞 心臓弁膜症 虚血性心疾患 腰痛 脊柱変形 痔 白内障 不妊 足の疾患他

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