【ビーガン王子・アレックス 完全菜食市場のトレンド】ビーガンとSDGsの意外な関係性を徹底分析!!<後編> (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【ビーガン王子・アレックス 完全菜食市場のトレンド】ビーガンとSDGsの意外な関係性を徹底分析!!<後編> (1/2ページ)

 皆さんこんにちは。ビーガン王子のアレックスです。

ビーガンとは、肉・魚・卵・乳製品などの動物性の食品や製品を一切使用しないライフスタイルを指します。

 前回の記事でもわかるように、SDGsとビーガンは実はとても深い繋がりがあります。今回の記事では「ビーガンとSDGsの繋がり<後編)>についてお話しさせていただきたいと思います。

【ビーガンとSDGsの関係…目標(13)「気候変動に具体的な対策を」】

 まずは目標13番「気候変動に具体的な対策を」について解説したいと思います。

 気候変動は動物畜産による温室効果ガスの排出の影響がとても大きいです。「FOOD AND AGRICULTURE ORGANIZATION OF THE UNITED NATIONS」のレポートによると、なんと、“畜産物による温室効果ガスの排出量”が“世界中の全交通手段による排出量”よりも多いと言っています。また、研究の方法にもよりますが、畜産物からの温室効果ガスを含めて計算すると、動物畜産とそれによる動物性食品の生産全体が温室効果ガスの51%までに及ぶ主な原因になっていると言われています。

 自然と育つ畜産物に加え、動物性食品の消費が増えたことにより、人工的に繁殖をさせられて生まれた畜産物も増加しています。これらから排出されるメタンガスは二酸化炭素の86倍の温室効果ガスを排出すると言われています。

 さらに、目標3番の「すべての人に健康と福祉を」、環境面でいうと6番の「安全な水とトイレを世界中に」、7番の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、14番の「海の豊さを守ろう」、そして(15)番の「陸の豊さも守ろう」とも大きく関連しています。6番の「安全な水とトイレを世界中に」に関しては、畜産物に毎日水や食料を与えなければなりませんので、それに伴い必要となる水量が非常に多いです。お肉を使うバーガーを1個作るだけで約3500リットルが必要だとも言われています。もともと水量が少ない私の地元のカリフォルニア州のようなところでは、今後こういったことが問題になってくると思います。それぞれの国によりますが、畜産物による排泄物も非常に多く、そういった排泄物が川や海にそのまま流されることも少なくありません。7番の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」に関しては、動物性の物の生産やそもそも畜産物に与えなければならない食料の生産に必要なエネルギーが植物を育てるのに必要なエネルギーの割合よりとても高いです。14番の「海の豊さを守ろう」の場合は、魚介類の消費が急増しているため、海の4分の3以上が過剰に乱獲されており、絶滅危惧種の数も増えており、それに伴う海の生態系は破壊されつつあります。最後の15番の「陸の豊さも守ろう」でいうと、畜産業による土地の劣化や畜産物を育てられるために行われる森林伐採も異常気象の原因ともなっており、深刻な問題です。

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