【コロナ再襲来から命を守る鉄則】コロナなどでの重症化を防ぐ基礎疾患の治療 何でも相談できる“かかりつけ医”を持ち、定期的な受診を (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【コロナ再襲来から命を守る鉄則】コロナなどでの重症化を防ぐ基礎疾患の治療 何でも相談できる“かかりつけ医”を持ち、定期的な受診を (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急事態宣言が全国に拡大、自宅療養中に感染者が急変して助からないケースも出てきた。いま救急医療の現場はどうなっているのか。東京都済生会中央病院救命救急センター長、院長補佐の関根和彦医師に聞いた。

 「医療現場は崩壊寸前です。コロナ診療には普通の3~4倍の人手がかかります。人員をそちらに移すと、各病院の限られたマンパワーでは、当然“非コロナ診療”の質と量も保てなくなるでしょう。実際、当院にも通常ではありえない遠方から重症者が救急搬送されるようになっています」

 昨年と比べると-。

 「第1波でも救急搬送される重症患者さんの中にコロナ感染者がしばしば含まれていて、重症呼吸不全に対するECMO(体外式膜型人工肺)による治療対応がたびたびありました。第2波以降では薬剤の治療効果が得られるようになり、ECMOの使用頻度は減っていたのですが、ここ最近の急増で使用頻度が第1波に近づきつつあります」

 3密を避け、手洗いの励行、マスク着用など感染予防対策の基本が広く浸透しても、感染者は後を絶たない。容態の急変など重症化を避けるための手だてはないのか。

 「(今冬の)第3波でも救命搬送される方のコロナ感染者の割合はやはり増え続けています。私が診察したコロナによる重症患者さんのほとんどは、糖尿病を含めた基礎疾患をお持ちの方と、高齢者です。コロナに限ったことではありませんが、基礎疾患をお持ちの方は、コロナが治っても弱ってしまう方が大勢います」

 厚労省でも、重症化しやすい基礎疾患として、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患などを挙げ、注意を呼びかけている。

 「コロナに限らず救命救急センターに搬送される30~40代のうち、脳卒中、心筋梗塞などで意識不明となり、命が危険にさらされる方は、肥満体型で高血圧の方が多いです。日頃から近隣に何でも相談できる“かかりつけ医”を持っておき、定期的に受診しておきましょう」

 生活習慣病の予備群も増えている。ステイホームで楽しみが食生活に片寄りがちとなるため不摂生や運動不足による体重増にも注意したい。たとえ無症状でも体温や血圧の測定、コレステロール、血糖値を管理することが、ますます命を守ることに直結する。

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