【コロナ再襲来から命を守る鉄則】ステイホーム中、急な症状が起きた時には迷うことなく救急車を 呼ぶか迷った時は「#7119」 (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【コロナ再襲来から命を守る鉄則】ステイホーム中、急な症状が起きた時には迷うことなく救急車を 呼ぶか迷った時は「#7119」 (1/2ページ)

 新型コロナウイルス感染症による急変に限らず、自宅で突然の病気やケガに襲われるリスクは誰にでもある。倒れた時に周囲に誰もいなければ、鍵をかけた安全な部屋がたちまち危険な密室になってしまう。緊急時どうしたらよいか。東京都済生会中央病院救命救急センター長・院長補佐の関根和彦医師に聞いた。

 「通常なら都心のオフィス街や駅などで倒れた場合、チェーン・オブ・サバイバル(救命の連鎖)と呼ばれる一般市民の蘇生行為、救急隊員の病院前医療、病院での救急集中治療がしっかりとつながります」

 たとえば-。

 「倒れた時に周囲に居合わせた人を“バイスタンダー”と呼びますが、東京都港区であればバイスタンダーに医療関係者が多く、鉄道関係者やオフィスビルの警備員もほぼAEDを使って蘇生行為ができ、一般の方も119番通報をしてくださいます。2000年に心肺停止で救急搬送された方で社会復帰できたのはわずか1・5%でしたが、今はこのエリアでは50~60%です。昼間の都心での勤務は突然死を防いだと言えますが、住宅地域になると都内でも話はまったく別です」

 自宅近辺で倒れた場合、救命救急リテラシーの高いバイスタンダーがいる確率は残念ながら低い。「倒れた人がいても、そのまま立ち去ってしまうようなケースがあります」

 日頃からかかりつけ医を持ち、健康管理を意識すべきだが、それでも想定外の事態の対応を知っておきたい。

 「急な症状が起きた時には、迷うことなく救急車を呼んでください。迷った時は『#7119』に電話をしてください。『119』は救急車ですが、『#7119』は東京消防庁救急安心センター事業につながります。ベテランの看護師さんや医師が常駐していて、きちっと病歴などを聴取し緊急性を判断して、必要に応じて119番につないでくれます」

 救命救急センターへ運ばれる人の理由は同病院の場合、「熱がある」「呼吸が苦しい」「ケガをした」など様々だが、命にかかわるような緊急性の高い人は全体の約5%という。救急車で運ばれながら、歩いて帰るケースも。その点、「#7119」に相談すれば不必要に救急車を呼ばなくて済む。救急車を呼ぶことに躊躇(ちゅうちょ)しがちな高齢者にも救世主となる。この番号以外で救急電話相談などを行っている地域もあるので事前に調べておきたい。

 一方で、ステイホーム中に体調が悪化しても、「コロナ禍で、病院に行くのが怖い」など外出を極端に避ける人がいるのも心配だという。

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