【麺喰いにつき】4軒連続「ビブグルマン」なるか!? 同一店主が「ぷれじでんと」オープン - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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4軒連続「ビブグルマン」なるか!? 同一店主が「ぷれじでんと」オープン

 昨年12月に発表になった【ミシュランガイド東京2021】。その中でラーメンは一つ星が「創作麺工房 鳴龍」(大塚)と「SOBA HOUSE 金色不如帰」(新宿御苑前)の2軒。そしてビブグルマンが18軒。中でも注目は水原裕満店主が率いるグループ。すでに「らぁめん小池」(上北沢)「中華蕎麦にし乃」(本郷三丁目)の2店舗が掲載されており、「キング製麺」(王子)で3店舗目が選ばれたのだ。全ジャンルを眺めても1人で3店舗が載っているのは珍しいと思う。そしてこの1月31日に4店舗目がオープン。「ぷれじでんと」(本郷三丁目)である。

 このグループは店名の付け方がユニークだったので開店前に並び、忙しくなる前に(と言っても開店前に10人前後は並んでいた)真っ先にそのことを聞いてみた。すると「グループでトップの店になりたい(したい)という思いからです」というちょっと肩すかし的な優等生的な答えが返ってきた(笑)。裏の意味があるかもしれないがそれはもうわからない。

 出店ペースもすごいが看板もメニューも全部変えており、それぞれの店舗のウリも違っている。「らぁめん小池」は煮干し、「中華蕎麦にし乃」は山椒、「キング製麺」は自家製麺とワンタン。そして今回はグループ4軒目で初の餃子推し。麺メニューは塩ラーメン一品のみ。餃子はハーフ(3個)から、6個、12個とあり、餃子定食、餃子W定食も用意。「餃子の王将に追いつき追い越せ! 王将は英語でキング。キングはすでに使っているからプレジデント」というひねった予想をしていたがまるで外れた。

 しかし、ラーメン店とは思えぬ餃子への入れ込みがスゴい。そんなことを考えていたら、塩ラーメンが登場。具はレアチャーシューしか見えないが、その下に鶏つくねと青菜、白ネギが隠れている。あえてそういう盛り付けにしているようだ。チャーシューは注文ごとにスライサーでカット。スープは鶏清湯の魚介系。これまでの流れから大きなサプライズはないがしっかりおいしい。

 3軒目で自家製麺を始めたのに今回の麺は村上朝日製麺所の細ストレート。麺もスープも具もそつなくおいしい。4軒連続ミシュランを狙っている割には餃子推しが意外だが、ラーメンはミシュラン審査員が好きそうなタイプ。実においしく、完食完飲。餃子も申し分なくおいしい。3個にしたが6個にすればよかったと後悔。もちろん焼きたて、餡は豚肉と野菜。もっちりした皮をパリッと焼き上げている。

 4軒連続ビブグルマンとなるか? すでに待ちができる人気店になっているので注目。

 ■ラーメン耳寄り情報

 ぷれじでんと(本郷三丁目) 今年1月31日オープン。ミシュランに3店舗載っているグループの最新4店舗目。麺メニューは塩ラーメンのみ。他のウリは店のオリジナル餃子。ラーメンもうまいが餃子が好みでセットがオススメ。

 ■大崎裕史(おおさき・ひろし) 自称「日本一ラーメンを食べた男」。2020年12月現在で1万3000軒、2万6500杯のラーメンを食破。株式会社ラーメンデータバンク代表取締役、日本ラーメン協会理事。Webおよび携帯の「ラーメンバンク」を運営している。

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