コロナ禍で糖尿病リスク増、健康診断は「HbA1c」に注目! 白米や小麦粉を避け、茶色い炭水化物とヨーグルトを摂る (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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コロナ禍で糖尿病リスク増、健康診断は「HbA1c」に注目! 白米や小麦粉を避け、茶色い炭水化物とヨーグルトを摂る (1/2ページ)

 糖尿病や高血圧などの生活習慣病患者は年々増加している。さらに、コロナ禍の自粛生活によって、糖尿病リスクが拡大しているという。糖尿病を判断するうえで欠かせない「Hb(ヘモグロビン)A1c」という指標や、高血糖を避けるための生活習慣などについて、秋葉原駅クリニック(東京都千代田区)の大和田潔院長に話を聞いた。

 「外に出て運動をしなくなってしまったことや、好きなものを好きなだけ食べることができるリモートワークの環境が、糖尿病の悪化・発症の原因となっています」と大和田院長。コロナ感染を避けるための受診控えも糖尿病リスクを高めており、糖尿病が悪化・発症した例も。「不要不急の外出はダメですが、受診は問題ありません。コロナが気になるようでしたら、リモート受診を活用してください」と呼びかける。

 そもそも、サイレントキラーと呼ばれる糖尿病は、どのような病気なのか。

 「糖尿病は、身体が高血糖の状態となり、腎臓や網膜、神経に合併症をもたらす病気です。この病気が恐ろしいのは、自覚症状がないこと。気が付いたときには失明したり、透析が必要になったりします。しかも、一度合併症が進んでしまうと、血糖値が下がっても、勝手に症状が進んでしまう」と、その恐ろしさを語る。

 つまり、糖尿病は発症前に血糖値をコントロールすることが欠かせないということ。血糖値の指標として「空腹時血糖値」と「食後血糖値」は耳にする人が多いだろう。空腹時血糖値は、食事前のベースとなる値で、食後血糖値は食事の影響で変化した値となる。1日に何回も変動する短期間の数値であり、食事を摂らないと普段より血糖値が低く計測されることもある。そこでこの2つ以上に、医師が糖尿病を判断するうえで重要な指標がHbA1cだ。

 「私たちは、糖尿病を診断するとき、『HbA1c』を重要視しています。この指標は、1~2カ月の血糖値を反映します。空腹時血糖値と食後血糖値が低くても、直前の食事に左右されず、血糖の状態が分かるHbA1cが重要になってきます。医師によって判断が分かれますが、HbA1cの数値が6以下であれば問題ありません。健康診断の結果に記載されていますので、確認してみましょう」

 HbA1cの値を悪化させないためには、適度な有酸素運動を行い、メタボ体形を避けるなど生活習慣の改善が欠かせない。また、食事の面では、朝にしっかり食べて、昼、夜とだんだん食べる量を減らすのが良いそう。それ以外にどんなことに気を付ければよいのだろうか。

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