【ベストセラー健康法】脊柱管狭窄症「本物」「ニセ物」を見極める 『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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脊柱管狭窄症「本物」「ニセ物」を見極める 『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』

 「腰痛」の原因は様々で放っておくと危険なケースもある。そのうち、原因が特定できる代表的な症状の一つが「腰部脊柱管狭窄(きょうさく)」だ。加齢により多くの人が患うこの病気に対して「寝ながら治す」という画期的なアプローチを勧める本が話題だ。いったいどんなものか。

 脊柱管狭窄症は、狭くなった脊柱管がその中を通る神経を圧迫し、足腰の痛みやしびれを引き起こす病気だ。60代から70代に多く、国内の推定患者数は580万人にのぼる“新国民病”である。

 そんな症状にストレッチでアプローチするのが、『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』(SBクリエイティブ)。著者はYouTube再生回数600万回の超人気整体師で西住之江整体院(大阪市)院長の白井天道氏=顔写真。

 「私の整体院には毎日のように、脊柱管狭窄症で薬や注射が効かない、手術をしたが改善されない、または再発したという方が相談にみえます。そのような方たちに施術をしているうちに、脊柱管狭窄症の痛みには、本物とニセ物があることを発見しました。しかも、本物とニセ物、どちらであっても自分で治す方法があります。それをどうしてもお伝えしたく、本書を出版することにしました」(白井氏)

 白井氏が言う「ニセ物」とは、脊柱管狭窄症の痛みの原因が、脊柱管の狭さではなく、「腰椎のねじれ」にあるもののこと。しかし、それをどこで判別するのか。一番わかりやすいチェックポイントは、「本物」の特徴「間欠性跛行(はこう)」があるかどうかということだ。

 「本物」の特徴は、しばらく歩くと、足に痛みやしびれが出てくるが、前かがみで休むと、また歩けること。一方、「ニセ物(=腰椎のねじれが原因)」の特徴は、歩き出しや、立ち上がり起き上がりなどの動き出しに鋭い痛みが現れるが、動作を続けるうちにだんだん痛みが消えていくことだという。

 ただし、排尿障害や排便障害がある場合など、手術したほうが良いものもある。本書では、それらを除き、「ニセ物」「本物」、それらの混合タイプに分け、さらにストレッチを始める前に以下の腰椎のねじれ診断を勧めている。

 【腰椎の右ねじれ、左ねじれがわかる膝倒し診断】

 〔1〕あおむけに体全体の向きが真っすぐになるように寝て、両膝をくっつけて立てる。このとき、腕は横に水平に伸ばす

 〔2〕両膝をくっつけたまま、膝を左右に倒し、どちらに倒した方が腰や足に痛みが出るかを調べる

 〔3〕膝を右に倒して左側に痛みが出る場合は「右ねじれ」、左に倒して右側に痛みが出るなら「左ねじれ」である

 右ねじれか左ねじれかがわかったところで、適切な「寝ながらストレッチ」の方法がタイプ別に紹介されているのだ。

 本書の大きなポイントは、「ざっくりひとまとめでできるストレッチ」ではないこと。

 また、強く、たくさんやるのは逆効果にもなりうるそうだ。なぜなら、筋肉は隣あった筋肉が重なったりくっついたりしているため、ひとつずつゆるめていくほうが筋肉同士、重なったところが滑らかに動くようになるためだという。(田幸和歌子)

 ■改善後の予防に「座ってできるかかと落とし」

 (1)太ももをつけ、膝が90度に曲がるように椅子に座る。自分に合う高さの 椅子を用意すること

 (2)背筋を軽く伸ばし、両腕はだらんとたらす

 (3)ねじれと同じ側の足でかかと落としをする。右ねじれの人は、右足の膝を 斜め方向に伸ばし、かかとを浮かせる

 (4)右足のかかとをコトンと5回落とす。反対側の左肩に振動が伝わること  で、上半身のねじれをとる。左ねじれの人は、(3)(4)で反対側を行う

 ※腰痛右ねじれであれば右足、左ねじれであれば左足。また、椅子に深く座った ときに左膝の方が前に出る人は右ねじれ、右膝が出る人は左ねじれである

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