【中原英臣 あの医療情報 ウソ?ホント!】危険な持病の共通点は「肥満」 コロナ自己防衛にダイエットを - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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危険な持病の共通点は「肥満」 コロナ自己防衛にダイエットを

 新型コロナウイルスの流行が止まりません。1月7日に出された緊急事態宣言が1都3県では3月21日まで延長されました。1回目の緊急事態宣言が解除された昨年の5月25日の全国の感染者数は21人でしたが、現在は毎日1000人前後の感染者がいます。

 こうなると3月21日に緊急事態宣言が解除されたとしても、変異株が増えつつあることを考えると、すぐに収束に向かうとはとても思えません。したがって私たちができることは自己防衛しかありません。

 新型コロナウイルスに感染したとき、命にかかわる可能性が高いのが高齢者と持病がある人です。とくに持病のある高齢者はリスクが高いようです。リスクが高い持病というと糖尿病、心臓病、高血圧症、腎臓病、がんといった病気があげられます。

 こうした病気の要因にはある共通点があります。それは肥満です。糖尿病、心臓病、高血圧症の要因の1つが肥満であることについては、いまさら説明する必要がないと思います。腎臓の透析を受けている患者さんの大半は糖尿病性腎症の人です。

 がんについても、現在、日本人にもっとも多いがんである大腸がんの要因の1つは脂質が多い欧米型の食生活が普及したことによるといわれている肥満です。5年生存率が10~20%と低い膵臓(すいぞう)がんの要因も肥満といわれています。

 世界肥満連盟は新型コロナウイルスによる死亡者の9割は肥満率が高い国に集中していると発表しています。2月末までのコロナによる死者数約250万人のうち、約220万人は肥満の割合が5割を超えている国に集中しています。

 厚労省の「国民健康・栄養調査」によると、1989年には21・8%だった成人男性の肥満が、2017年には30・1%と約1・4倍も増えました。肥満を予防することが新型コロナウイルス感染症で命を失うリスクを減らすのですから、男性にもダイエットをお勧めします。

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