【中原英臣 あの医療情報 ウソ?ホント!】イギリス、南アフリカ、ブラジル…コロナ変異株が第4波の引き金にも - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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イギリス、南アフリカ、ブラジル…コロナ変異株が第4波の引き金にも

 新型コロナウイルスの流行が始まってから1年3カ月が過ぎました。最初に流行した新型コロナウイルスとは違った変異株の流行が拡大しています。コロナウイルスはもともと変異しやすいので、いろいろなタイプの変異株が発生しています。

 実際に新型コロナウイルスは絶えず変異しており、新たな変異株が発生することは、決して予期されなかったことではありません。すべてのウイルスはコピーするときに変異を起こすのです。

 イギリス由来の変異株が最初に見つかったのは昨年9月でした。その後、12月中旬になると感染の3分の2近くが変異株となりました。急速なスピードで変異株がそれまでの新型コロナウイルスと入れ替わったのです。

 イギリス由来の変異株はこれまでの新型コロナウイルスより70%も感染力が強いとされています。イギリス由来の変異株は感染力だけでなく致死率も高いようです。3月10日にイギリス由来の変異株の致死率がこれまでの新型コロナウイルスより最大で2倍ほど高いとする研究をイギリスのエクセター大学の研究チームが『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』に発表しました。

 世界保健機関(WHO)によると、イギリス由来の変異株は3月9日の時点で111の国と地域に広がっています。しかも、新型コロナウイルスの変異株はイギリス由来だけでなく、南アフリカ由来とブラジル由来の変異株も問題となっています。

 日本国内でイギリス由来の変異株がはじめて報告されたのは昨年の12月でした。その後、変異株は徐々に増加し、3月12日までに日本国内では346例の変異株が検出されています。日本ではイギリス由来の変異株が大多数を占めていますが、南アフリカ変異株やブラジル変異株も散発的に報告されています。今後、変異株による第4波の流行が起きる可能性がありますから、十分に注意しなくてはいけません。

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