【教えて愛先生! 不調リスクを減らす食薬習慣】満腹まで食べるのはやめましょう 簡単な“16時間プチ断食”を試してみてはいかが? - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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満腹まで食べるのはやめましょう 簡単な“16時間プチ断食”を試してみてはいかが?

 首都圏や関西圏で新型コロナ感染の「リバウンド防止期間」「時短要請拡大」などが続いています。親しい人との食事や旅行、帰省などを待ちわびる人には、まだまだガマンの日々が続きますね。変異株の動向も含めて、今後もウイルスや、さまざまな病原体との共存は避けられそうにありません。

 私たちは何かに頼らずとも、自分の体を最低限守るために「不調リスク」を1つずつ減らしておくことが必要です。そこで、今回は5回にわたり、いつも元気でいられるために「不調リスク」を減らす食薬習慣を紹介していきます。1回目は、疲れやすさの軽減を考えます。

 ■細胞から元気にする“空腹”

 体を動かすために人の中では、細胞一つ一つがミトコンドリアというエネルギーを作り出す器官を持っています。

 ただ、ミトコンドリアの中には不良なものも存在します。不良なミトコンドリアは活性酸素の発生源となってしまうためDNAやタンパク質などを傷つけてさまざまな病気の原因になったり、疲れやすくなってしまったりさせてしまうこともあります。

 そして、この不良なミトコンドリアを作る原因は、活性酸素を発生させるストレスフルで夜更かしをする生活習慣と満腹まで食べてしまう食習慣です。

 疲れやすくなってきたときの対策として運動ではなく、眠気覚まし、集中力アップ、気力アップのためについつい食べ過ぎてしまっている人は要注意です。

 空腹時には、異常タンパクや不良ミトコンドリアなど怠けた体にたまってしまった老廃物をお掃除する機能「オートファジー」が活性化します。そのため、毎回満腹まで食事をしてしまったり、何かの作業をしながら何かをつまみ食いしたりするような習慣は控えることが大切なのです。

 漢方では、このように体に留まるべきではないものを「湿熱(しつねつ)」と呼びます。香り高い菜の花、キャベツ、パクチー、タマネギなどの食薬で対策をとっていきます。

 ■ミトコンドリアを活性化させる16時間リセット

 もし最近、体の重だるさ、食べ疲れ、飲みすぎ、吹き出物、オイリー肌などを感じている人は、週末に「16時間リセット」を試してみてはいかがでしょうか。

 これは、16時間以上食事をとらないことで、体のお掃除をするオートファジーを活性化させる“プチ断食”ともいえる体のリセット術です。

 例えば、夕飯を抜くだけでも簡単に、次の朝食まで16時間空きますし、午後8時までに夕飯を食べた場合なら、翌日は朝食を抜いて正午ごろに昼食を食べても大丈夫。

 それでも、食べるのが好きという人に適した食材があります。

 抗酸化作用や若返り遺伝子を働かせオートファジーを活性化する「レスベラトロール」が含まれる食品、皮付きのピーナツやブドウ、ブルーベリーなどのベリー系がおすすめです。(あすは、「ストレス対策」)

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ。秋田県出身。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。『1週間に1つずつ心がバテない食薬習慣』『食薬ごはん』『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』など次々とベストセラーに。近著に『食薬ごはん便利帖』(世界文化社)。

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