【中原英臣 あの医療情報 ウソ?ホント!】日本の人口10万人あたりのコロナ感染者、欧米と比べて少ないがアジアでは… - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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日本の人口10万人あたりのコロナ感染者、欧米と比べて少ないがアジアでは…

 1月7日に発令された新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が3月21日で解除されました。昨年4月に発令された緊急事態宣言が解除された5月25日の感染者数は全国で20人でしたが、今回は1007人と1000人を超えています。

 政府は感染者数が微増の傾向が見られ、人出が増加している地域もあることからリバウンドを懸念していますし、変異株の広がりにも警戒する必要があるので、緊急事態宣言が解除されたいまが大事な時期であるとしています。こうしたことを考えると、緊急事態宣言を解除することには不安を感じます。

 ところで、これまでの経過をみると、欧米と比べると日本の感染者数は少ないようです。3月22日現在の人口10万人当たりの新型コロナウイルス感染者数をみると、アメリカは9075人、フランスは6770人、イギリスは6444人、イタリアは5547人、ドイツは3215人です。

 それに対し日本の人口10万人当たりの感染者数は362人ですから、アメリカの約25分の1、フランスの約19分の1、イギリスの約18分の1、イタリアの約15分の1、ドイツの約9分の1とかなり低い数字です。

 この数字をみると日本は成功しているようにみえますが、アジアの国と比較すると、日本の新型コロナウイルス対策はほめられたものではありません。韓国が193人、タイが40人、ベトナムと台湾が3人ですから、日本の人口10万人当たりの感染者数はベトナムと台湾の約120倍、タイの約9倍、韓国の約1・9倍になります。

 ワクチンの接種をみても、日本はかなり遅れています。3月23日までの人口100人当たりの摂取回数をみると、イスラエルが108回、UAEが75回、イギリスとチリが45回、アメリカが38回なのに日本は0・5回と信じられないくらい少ないのです。こんな状態では日本のコロナ禍はすぐには収束しないのではないでしょうか。

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