【東洋医学でコロナ「最終対策」 漢方薬の歴史は疫病対策から始まった】体質に合わせた風邪予防と食材 感染症予防や症状を重症化させないためにできることと共通 (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【東洋医学でコロナ「最終対策」 漢方薬の歴史は疫病対策から始まった】体質に合わせた風邪予防と食材 感染症予防や症状を重症化させないためにできることと共通 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む一方で、変異種の猛威や、感染者数のリバウンドなど、まだまだ収束にはほど遠い状況だ。

 個人でできる感染予防はすでにほとんどなされている状況に思えるが、そこに東洋医学のアプローチを勧めるのが、フジ虎ノ門整形外科病院(静岡県御殿場市)東洋医学総合診療科の関隆志医師。

 関医師は、20年以上東北大学で伝統医学の研究を行い、独自に作成した10万件以上のデータベースをもとに、西洋医学と東洋医学の両側面から診察を行っている。

 「漢方薬の学問としての歴史は疫病対策から始まっており、それは中国の伝統医学の一番重要な古典の一つ『傷寒論』に記されています。中国ではSARS(重症急性呼吸器症候群)、MARS(中東呼吸症候群)が流行したときにも、現代医療は当然行いながら、同時に漢方薬や鍼灸治療を行っています。また、中国政府は新型コロナウイルス感染症の漢方薬治療や鍼灸治療の治療ガイドラインを政府や学会が出しているんですよ」

 もちろん3密を避けるなどは重要だが、感染予防や症状を重症化させないためにできることは、体質に合わせた風邪予防と共通しているという。

 「新型コロナの患者さんの症状は、人によって異なりますので、対策も異なります。ポイントは、風邪をどんなときに引きやすいか、初期症状がどうかです」

 風邪の初期症状には、大きく分けて、(A)寒気が強い、(B)体が熱くなる、(C)寒気も体の熱さもない-の3つがあるという。タイプ別予防法をご紹介しよう。

 (A)寒いタイプ…少しでも寒いと風邪をひきやすい人。身体を冷やさないよう、食事や服装や室温などに注意する。

 【食材】ショウガ、ニンニク、ワサビ、山椒などの香辛料など、体を温めるモノが有効。ビール以外のアルコールも適量なら良い。

 (B)熱いタイプ…風邪をひくとのどに熱を伴う痛み、黄色い痰や鼻汁が出る。普段から体に熱がこもっていて、食欲旺盛。辛いモノや油っぽいモノをよく摂取する人が多いため、控える。

 【食材】キュウリやゴーヤ等の瓜類、生野菜、刺し身などの生もの、スイカやメロンなど体を冷やすモノが有効。

 (C)どちらでもないタイプ

 (1)乾燥…秋や冬など、乾燥する時期に風邪をひきやすい人。

 【食材】豚肉、鶏卵、はちみつ、りんごなど、体を潤すモノが有効。

 (2)ストレス…ストレスがたまると、風邪をひきやすい人。

 【食材】大葉やミョウガ、陳皮など香りの良いモノが有効。

 (3)疲れ…極度に疲労したときに風邪をひきやすい人。

 【食材】水あめ、エシャロット、ニンジンなど、消化機能の臓器に熱を与えるものが有効。

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