【週末、山へ行こう】夏の花の定番 丘の斜面に5万株 「たんばらラベンダーパーク」(群馬県) 標高約1350メートル - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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夏の花の定番 丘の斜面に5万株 「たんばらラベンダーパーク」(群馬県) 標高約1350メートル

 夏の花を求めて、のんびり山散歩に出掛けよう。夏の花の定番のひとつがラベンダー。関東近郊のラベンダーの名所として訪れたいのが、「たんばらラベンダーパーク」だ。

 冬はスキー場として親しまれている玉原高原が夏はラベンダー畑となり、丘の斜面にラベンダーをはじめとする夏の花が植栽されている。花の見頃は7月中旬から8月中旬にかけて。早咲きから遅咲きまで複数の品種があるので、長期間花を楽しめるのが魅力だ。

 約5万株のラベンダーのお花畑の中に遊歩道がしつらえられていて、中を歩くとふんわりとラベンダーの匂いに包み込まれて心地いい。ラベンダーは「目」だけでなく「匂い」でも楽しめる花なのだと実感する。

 入り口を抜けるとすぐ夏山リフトが運行していて、リフトの山頂駅から、なだらかな丘を埋めるようにラベンダー畑が広がっている。丘の上には木製の展望台があり、てっぺんからラベンダー畑を見下ろすことができる。「なだらかな丘」といっても、それなりに距離があり、高低差もまあまあある。下部はリフトを使い、お花畑の中で写真を撮ったりしながらゆっくり登っていくことをおすすめしたい。

 園内はラベンダー以外の夏の花も咲いている。入り口付近にはサルビアやマリーゴールドなどカラフルな花がパッチワーク状に植栽された「彩の丘」がある。写真スポットとして個人的におすすめなのが「ひまわりガーデン」だ。満開のひまわりに囲まれて夏らしい写真を撮りたい。

 以前、バスツアーの立ち寄りスポットのひとつとして、たんばらラベンダーパークを訪れた。園内散策時間は1時間半程度だったと思う。けっこう時間があるよね、ゆっくりできるねと思いながらひまわり畑に立ち寄り、ラベンダー畑で写真を撮りまくっていたら、あっという間に集合時間が近づいてしまった。慌てて丘を駆け下りながら、もっとレストハウスや売店でゆっくりしたかったな、次に来るときはたくさん時間をとって過ごそう…と心に決めたのだった。

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 登山にあたっては、入山可能か(来訪・入山自粛要請が出ていないか)、登山道の状況、バスの運行などを最新のデータでご確認ください。山行中は、歩行時に他の登山者との間隔をあけるなど新型コロナウイルス感染予防を心がけましょう。

 ■たんばらラベンダーパークおすすめルート ラベンダーパーク入り口…大展望台…ラベンダーパーク入り口 歩行時間 約1時間30分~2時間(園内散策)/難易度★(最高難易度★★★★★)

 ■コースガイド たんばらラベンダーパーク入り口から自由散策。山麓から歩いても、登りまたは下りに夏山リフトを使ってもよい。大展望台まではお花畑の中の散策路を進むが、若干距離・高低差がある。JR上越線沼田駅、上越新幹線上毛高原駅から直行バスの運行あり(期間限定)。入場料は中学生以上1000円。

 ■おすすめシーズン 2021年のラベンダーパークの開園期間は7月10日~8月22日まで(開花状況などにより変動の可能性あり)。直行バスの運行は8月15日まで(予定)。

 ■西野淑子(にしの・としこ) オールラウンドに山を楽しむライター。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。著書に「東京近郊ゆる登山」(実業之日本社)、「山歩きスタートブック」(技術評論社)など。NHK文化センター「東京近郊ゆる登山講座」講師。

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