【あの医療情報ウソ?ホント!】米では終息の兆しも新型コロナの流行止まらず…今わかっている有効策とは - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【あの医療情報ウソ?ホント!】米では終息の兆しも新型コロナの流行止まらず…今わかっている有効策とは

 新型コロナウイルスの流行が発生してから1年半以上になります。ワクチン接種が進んだアメリカでは流行の終息がみえてきました。そのアメリカでは感染者が3300万人を超え死者も60万人を超えています。

 日本でも感染者が82万人を超え、死者が1万5000人になろうとしています。日本のワクチン接種率は全国民の15%にも達していませんから、流行の終息がいつになるのかもわかりません。

 7月12日からは東京と沖縄に緊急事態宣言が出されたことを受けて、オリンピックもほとんどの競技が無観客で実施されることになりました。東京ではアルコールを提供する飲食店に自粛休業が要請されました。

 そうしたなか新型コロナウイルス感染症の治療は確実に進歩しています。新型コロナウイルスに感染して発症すると10日くらいで抗体ができて病気が回復しますから、抗体ができるまで重症化しなければいいわけです。

 そこで最初に「トシリズマブ」というリウマチの治療薬を投与して重症化につながるサイトカインの暴走を抑えます。この治療で数時間後には高熱などの症状が消えることが多いようです。

 さらにパルスオキシメーターなどでチェックして低酸素血症が認められ、X線検査で肺に炎症があるときは、坑ウイルス剤の「レムデシビル」とリウマチの治療薬の「バリウマチ」を併用します。この併用療法で死亡率が35%も減少したといわれています。

 こうした治療に加えてステロイド剤を使用することも行われています。日本では未承認ですが「イベルメクチン」にも効果があるという研究発表がなされています。

 このように、新型コロナウイルス感染症については、いくつかの有効な治療法が進歩していますが、残念なことに流行を終息させることができるような決定的な特効薬はいまのところ見つかっていません。

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