【ブラックジャックを探せ】グループ診療で「24時間の在宅医療」を実現! GPクリニック自由が丘院長・斉藤康洋さん - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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グループ診療で「24時間の在宅医療」を実現! GPクリニック自由が丘院長・斉藤康洋さん

 高齢化の進展とともにニーズが高まる在宅医療。東京・自由が丘に、この分野で頭角を現す医師がいる。

 GPクリニック自由が丘の斉藤康洋院長がその人。「GP」とは、「General Practice(家庭医療)」「Group Practice(グループ診療)」「Good Practice(良質な医療)」の頭文字。患者一人一人を大切にし、その個性を尊重する医療を行う-という理念が込められている。

 「宮崎の田舎の出身なので、“医者”といえば“町医者”というイメージでした。医学部6年生の時にNHKの番組で見た北海道の家庭医の活動を見て感動し、すぐにその先生に会いに行ったんです。そこでいろいろと話を聞いて、この道に進もうと決心しました」

 当時の日本では在宅医療や家庭医になるための体系的な教育システムはなかった。大学で最先端の医療を学びながら、必要と思う知識と技術を自分で選んで身に付けていく。その後家庭医の先進国・イギリスに留学し、専門的な学問を修めて帰国。都内の在宅医療専門診療所でさらに実績を重ね、6年前、満を持して開業に踏み切った。

 特徴はグループ診療。斉藤医師が1人で受け持つのではなく、常勤3人、非常勤6人の医師がチームで診療に当たることで365日24時間の切れ目ない医療が実現する。

 医療圏は自由が丘を中心に半径3~4キロ。現在クリニックとして230人の患者を受け持っている。

 「医療設備の整った病院と違って、在宅医療には制限が伴う半面、ご自宅に伺うことで得られる情報もある。私たちが行う医療には、そちらのほうが貴重なことも少なくないし、やりがいも感じられるんです」

 自分に続く若き家庭医の指導にも力を入れる斉藤医師。今日も患者の家から家へと走り回る。 (長田昭二)

 ■斉藤康洋(さいとう・やすひろ) GPクリニック自由が丘院長。1967年、宮崎県小林市生まれ。昭和大学医学部卒業。同大藤が丘病院、国立東京第二病院(現・国立病院機構東京医療センター)勤務を経て、ロンドン大学プライマリケア学科修士課程に学ぶ。帰国後、東京医療センター呼吸器科勤務。上田クリニック(東京都世田谷区)院長を経て2015年から現職。

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