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「こんなに苦しいと思わなかった…」北朝鮮のエリートが経済制裁に悲鳴 (1/3ページ)

 国際社会の経済制裁に加え、自然災害などによる凶作で食糧不足に陥りつつあると伝えられる北朝鮮。一部で配給が止まり、その影響が首都・平壌の「核心(エリート)階層」にも及んでいると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

 北朝鮮に一時帰国して中国に戻ってきた貿易会社の幹部は、RFAに対して次のように語っている。

 「経済制裁の影響は小さくないだろうと予想はしていたが、これほどツラいものになるとは思わなかった。これまで配給に依存して暮らしてた平壌市民は大きなショックを受けている」

 ■大量餓死も

 この幹部によれば、最近、平壌市民が配給を受け取る場所が食糧販売所から勤め先に変更されたという。これは事実上の配給停止を意味する。それは次のような理由からだ。

 工場や企業所は、配給する食糧を国から受け取るわけではなく、自主的に調達する必要がある。しかし、どこも原材料不足や販路断絶により稼働がストップおり、資金がない。だから食糧を購入して配給することもできないということだ。そのようなところが全体の7割以上に達するという。

 また、生産活動を行わない行政機関に務める人や、社会保障、年老保障の対象者も配給を受け取れなくなった。配給を受け取れるのは朝鮮労働党、司法機関、軍需機関、科学教育機関などの幹部だけになっているという。

 食糧を市場で買ったり、個人耕作地で栽培したりして調達している地方住民とは異なり、平壌市民は国からの配給に頼って暮らしてきた。

デイリーNKジャパン
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