zakzak

記事詳細

《zak女の雄叫び お題は「迷」》法廷画の世界 迷わずに決めることがポイント (1/2ページ)

 私は普段、報道カメラマンとして会社の写真報道局に所属している。だが、絵を描くこともまあまあ好きなので、法廷画をたまに描かせてもらっている。報道カメラマンよりもさらに狭い世界、私が体験した法廷画の世界をお伝えしようと思う。

 法廷画とは、簡単に説明すると、写真を撮ることができない廷内を、画家が絵で伝えるものだ。皆さんもテレビや新聞でよく目にするだろう。

 使用する画材は自由。鉛筆、水彩絵の具、パステルなど画家によってさまざまだ。だいたいのセオリーは、画面に裁判長と、判決を言い渡される被告を入れる。写真とは違い絵なので、レイアウトは自由だ。被告を上に配置しようが下にしようが構わない。それ以外にも被告の両脇に座る警備員や、他の裁判官などを入れることもある。画面のレイアウトを含め、何を入れるか、どの角度から見るか、色味やタッチはどうするか…。全て画家のセンスに任される。

 法廷画を描くのに準備することがある。被告の顔をよく調べておき、空でも描けるようにすることだ。ウェブや自社の写真データを調べ、顔をよく覚えておく。正面以外にも、横顔、斜めから見た顔など、あらゆる角度の顔の造形を覚えておく。実際の法廷では、被告の顔を正面から見られることは、まずないと思った方が良い。1番見えるタイミングは被告が廷内に入る時と出る時。それでも真正面でなく、横顔が見えるという感じだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

アクセスランキング