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経済制裁のダメージを自ら深める金正恩氏の「カン違い」政策 (1/3ページ)

 北朝鮮にも見栄っ張りの人はいる。ここ最近の北朝鮮はカネがモノを言う社会になりつつあることから、自分の価値を低く見られないためにも無理をして見栄を張る。懐具合が多少さびしくても、ファッションや携帯電話に大枚をはたく人は多い。

 なによりも、最高指導者である金正恩党委員長の虚栄心、自己顕示欲は尋常ではない。

 ■空から汚物が

 金正恩氏の虚栄心を象徴するのが、平壌市内に建設された倉田(チャンジョン)通り、未来科学者通り、黎明(リョミョン)通りなどの高層マンション群だ。次々と高層マンション群の建設事業を進めながら、財力のあるふりをし続けている。

 ただし、高層マンションの多くは、劣悪な電力事情ゆえに、エレベーターがまともに稼働しない。水道すら使えず、地上で汲んだ水を運ばなければまともな生活も送れない。ある地方都市のマンションのトイレ事情に至っては目も当てられないという。

 (関連記事:空から汚物が…「金正恩住宅」のトイレ問題が深刻

 ■自分専用のトイレ

 金正恩氏の虚栄心は、高層マンション群の建設だけでは終わらなかった。2012年7月には、「敵どもが撮影した衛星写真にわが国の建物の屋根が写ってしまう、社会主義制度をけなすのに悪用されてしまう」との理由で、全国の公共の建物と住宅の屋根を「現代化」、つまり葺き替えることを指示した。2013年5月には工場、企業所にも同様の指示を下した。

デイリーNKジャパン
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