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金正恩氏は「身内殺し」にどこまでこだわるか…気になるハンソル氏の今後 (1/3ページ)

 韓国紙・中央日報は先月30日、今年2月にマレーシアで殺害された北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の息子、キム・ハンソル氏を暗殺するために中国・北京に派遣されていた北朝鮮の工作員グループが、中国当局に逮捕されていたと報じた。しかし、ハンソル氏暗殺未遂説は事実ではないとの情報が出ている。

 ■ハンソル氏はどこに?

 金正恩氏の異母兄である金正男氏が、猛毒の神経剤であるVXによって暗殺された事件の真相は明らかになっていないが、筆者は金正恩氏が決断し、北朝鮮当局が実行したと見ている。金正男氏は、空港という公共の場で、まるで公開処刑のような形で暗殺された。金正恩氏が望んだ方法だったのかもしれない。

 (参考記事:自分の兄まで「公開処刑」…正恩氏が「その瞬間」を見たかった理由

 しかし、金正男氏が暗殺された直後、金正恩氏にとって実に厄介な人物が姿を現した。

 金正男氏の嫡男であるキム・ハンソル氏だ。ハンソル氏は、これまでも海外メディアを通じて、北朝鮮体制に批判的な意見を述べていたが、金正男暗殺事件に関しては「自分の父は殺された」と明言し、北朝鮮当局の主張に真っ向から反論したのである。

 中央日報によると、ハンソル氏の暗殺を狙ったとして逮捕されたのは北朝鮮の偵察総局所属の特殊工作員ら7人。ハンソル氏を除去する目的で中国に侵入したが、一部メンバーが先週、中国の国家安全部に逮捕され、現在は北京郊外の特殊施設で極秘に取り調べが行われているという。

デイリーNKジャパン
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