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金正恩氏がトランプ氏訪日を「狙い撃ちしたい」と考える理由 (1/3ページ)

 5日からのトランプ米大統領の日本訪問を受けて、首都圏では厳戒態勢が敷かれている。その一方、北朝鮮がこの機に乗じ、極端な軍事行動を起こすと予測する向きは少ないようだ。

 表向きにはそう見えても、米軍は何の手も打ってこなかったわけではなかろう。最近、繰り返し朝鮮半島近くに展開している戦略爆撃機B-1Bによる示威飛行や、3つの空母打撃群をインド洋から西太平洋に集結させる米海軍の異例の「極東シフト」は、金正恩党委員長が「カン違い」をして暴走しないよう、クギを刺すためのものだったのかもしれない。

 ■地雷で吹き飛ぶ兵士

 それでも、北朝鮮がトランプ氏のアジア歴訪を軍事挑発で「狙い撃ちするチャンス」と捉えている可能性は残る。大統領がアジアにいる間は少々のことがっても、米軍がリスクを拡大させるような行動に出る懸念が薄いからだ。

 金正恩党委員長はこれまで、弾道ミサイルの試射にほとんど立ち会ってきた。その度に、米軍の偵察衛星に自らの身体をさらし、文字通り命がけの指揮をとってきたのだ。もちろん、複数の専用車両を同時に動かすなど、安全策は講じている。普段からトイレで用を足すのにも特殊な動きをすると言われるだけに、米軍としても正恩氏の確かな居場所を確定するのは至難の業だろう。

 (参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳

 それでも、米韓軍が「斬首作戦」をいつ発動するかわからない状況下でミサイル発射の「最前線」に出るのは、北朝鮮の最高指導者としては思い切った行動だと言える。

デイリーNKジャパン
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