zakzak

記事詳細

《zak女の雄叫び お題は「味」》首相のおやつ、夫人の服装…仕事ぶりより人間味? 関心高い政界要人の素顔 (1/2ページ)

 権謀術数を駆使して政界のトップに上り詰めた男が、父親の墓前に立って大統領就任を報告している。墓地の外には、墓参を写真に収めようと集まった記者と、「遠慮しろ」と制止する男のスタッフ。男はそれを承知でこんなことをつぶやく。

 「好きで(墓参りに)来たのではない。これも仕事だ。大統領ともなれば人間味を演出しなくては」

 米動画配信大手ネットフリックスの人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のワンシーンだ。ケビン・スペイシー演じる民主党下院議員のアンダーウッドが、自らを国務長官に指名しなかった大統領への復讐(ふくしゅう)を誓って副大統領となり、ついには辞任に追い込んで自らが後任に収まるストーリーで、オバマ前大統領や安倍晋三首相らもこのドラマの大ファンという。

 実際、オバマ氏は新シーズン配信前日に「明日はハウス・オブ・カード。ネタバレ禁止でお願い」とツイッターに投稿し話題に。首相も平成27年に訪米した際、オバマ氏(当時は現職)主催の公式夕食会で「このドラマを(麻生太郎)副総理に見せないようにしようと思っている」と話し、会場の笑いを誘った。

 「ハウス-」をめぐっては、政界の内実を知る要人をも夢中にさせるリアリティーと、野心家のアンダーウッドの本質を突いた発言がしばしば注目される。その一つの例が、冒頭に紹介した「人間味」をアピールする重要性だ(オバマ氏と首相も自らが本作の視聴者だと明かすことでアピールに成功している)。

 政治記者の肌感覚からしても、とりわけインターネットサイトやワイドショーでは「政治家の人間味」が伝わるエピソードは反応がいいと感じる。首相の好物や愛用品、ファーストレディーの服装紹介などがそうだ。ネット報道やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及を背景に、硬派な新聞やニュース番組では取り上げられない「小ネタ」の存在感が高まったのも一因だろう。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

アクセスランキング