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3つの山口組、年末年始会合で来年の指針 6代目「現状維持」、神戸「忍耐」、任侠「戦闘宣言」 (1/2ページ)

 指定暴力団山口組(篠田建市=通称・司忍=6代目組長)と神戸山口組(井上邦雄組長)、今年4月に神戸山口組から離脱した任侠山口組(織田絆誠代表)の3組織が13日、年末年始の会合を開き、来年の組指針を発表した。6代目は今年と同じ「和親合一(わしんごういつ)」で、神戸は「一燈照隅(いっとうしょうぐう)」、さらに任侠は「実践躬行(じっせんきゅうこう)」となった。

 6代目は、神戸市灘区の総本部で直系組長を集めて事始め式を実施。発表された指針は今年に続き「和親合一」だった。この言葉は、山口組を国内最大の勢力に拡大させた田岡一雄3代目組長が好んでいたといい、組運営方針「山口組綱領」にも記されている。組織の結束を図るため引き続き指針として採用したとみられるが、2年連続は珍しいという。

 神戸は、神戸市兵庫区の傘下組織の事務所で直系組長を集めて納会を実施した。神戸をめぐっては、神戸地裁の使用禁止の仮処分の決定を受け、10月に兵庫県淡路市の本部事務所を閉鎖。納会をどこで実施するか注目が集まっていたが、特定の施設が新本部と認定されないように、これまで使用実績がなかった傘下組織の事務所で行った。

 指針として発表された「一燈照隅」は、比叡山延暦寺を開いた最澄の言葉とされる。「たとえ一隅を照らす小さな灯火でも、多くの人が集まると全体を照らすことができる」という意味を持つ。警察当局の厳しい取り締まりなどに対して耐えながら地道な活動を続けることを求めたとみられる。

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