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山口組分裂から2年4カ月 三つどもえ、18年どう動く?「6代目は落ち着き取り戻している」 (1/3ページ)

 国内最大の指定暴力団6代目山口組(篠田建市=通称・司忍=組長)が分裂して2年4カ月が経過した。離脱勢力による神戸山口組(井上邦雄組長)は2017年4月に2つに割れ、任侠山口組(織田絆誠代表)が結成。三つどもえの対立状態が続いている。「3つの山口組」は18年、どう動くのか。36年にわたり山口組の動向を追い続けるフォトライター、堺恭三氏に聞いた。

 --「3つの山口組」の現状を

 「6代目は分裂の混乱から落ち着きを取り戻している。神戸や任侠から組員が戻ってきており、若干人数が増え、余裕が感じられる。神戸は任侠の結成の影響で完全に勢いが止まった。任侠は織田代表の求心力で勢いがあるようだが、全体の組員数は流動的だ」

 --神戸が分裂し、任侠が結成された理由は

 「任侠が二度の会見で指摘しているように、井上組長が組長を兼ねる中核組織・山健組への身びいきと金銭的吸い上げがあり、そこに山健組の権力闘争が絡んでいる。織田代表は山健組で組織改革を行い、力をつけていたが、外様ゆえトップを取るつもりはなかったのでは。ただ、信奉者でつくる織田一門は山健組で力を持ち始めていた。そんな一門や同調した組長らに押し上げられたのが真相ではないか」

 --任侠は擬制血縁関係を結ぶ盃事を行わないなど、従来のヤクザとは一線を画している

 「盃事はないし、本部もない。当然、本部当番もないし、服装も自由。そのうえ会費も安いから活動がしやすい。ただ、大人数の組織を固めるには盃事が必要だ」

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