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五輪応援どころではない“魔の地”平昌 「消防法」で施設アウト、ボッタクリタクシー横行 (1/2ページ)

 第2次朝鮮戦争が起こらないとしても、韓国・江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)とは“魔の地”だ。そこを中心に開かれる冬季五輪はおそらく「史上最低のオリンピック」として歴史に刻まれる。

 平昌五輪と聞けば、第一反応は「ボッタクリ」のようだ。設備が少なく「1泊お2人様5万ウォン」のモーテルが10倍に値上がりしたり、長期宿泊の団体でなければ予約に応じないと高飛車に出たり…と、いろいろ伝えられた。ところが、江原道の「指導」により、ほとんどの宿泊施設が日頃の料金の2倍程度にまで値下げしたという。

 しかし「めでたし」ではない。その「指導」が大問題を含んでいる。「値下げしない宿泊施設には、消防法に基づく査察を行う」と通知したところ、ほとんどが値下げに応じたという。つまり、ほとんどの宿泊施設は消防法の査察を受けたらアウトの可能性がある。

 「消防法の規定を満たすよう設備を改善しろ」ではなく、「値下げすれば消防法違反は見逃してやるから」というわけだ。いかにも「韓国的」な行政指導で、30人近くが犠牲になった堤川(チェチョン)市の火災のように本当にアウトになってしまう。

 韓国の建設業界では「中抜き」と「手抜き」が当たり前だ。鉄筋を運ぶ運転手が中抜きし、現場監督が横流しをするのは当然の役得。で、設計図どおりには鉄筋を使えないので手抜き。監理者は金をもらえば「ケンチャナヨ」(構わないよといった意味)となる。

 五輪用のスポーツ施設建設は、それなりの大手が元請けになったが、現場では何度か建設作業員が賃金未払いを糾弾するデモをしている。

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