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日韓合意で文大統領、元慰安婦らに謝罪「内容、手続きに間違い」 日本政府は抗議「管理不能」 (1/2ページ)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日、慰安婦問題をめぐる2015年の日韓合意に反対する元慰安婦の女性8人を大統領府に招き、昼食会を兼ねた面会をした。文氏は日韓合意について「みなさんの意見も聞かず、意思に反する合意をしたことを大統領として謝罪する」と元慰安婦らに伝えた。

 大統領府によると、文氏は「合意は真実と正義の原則に反するだけでなく、政府(朴槿恵(パク・クネ)前政権)がみなさんの意見を聞かず一方的に進めた。内容も手続きも間違ったものだ」と語った。一方で、「大統領として(日韓)両国間の公式合意だった事実は否定できない」と元慰安婦の一部が求める合意の完全破棄が困難だとの認識を示した。

 ただ、文氏は「合意で問題が解決されたということは受け入れないと言明した」と昨年末に表明した立場をあらためて強調。韓国政府の合意の扱いについては具体的には触れなかったものの、「みなさんから話を聞き、政府の方針決定に役立てる」と述べた。

 大統領府には元慰安婦支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」(挺対協)や、挺対協が主導する「正義記憶財団」の代表らも招かれた。また、元慰安婦との面会には、康京和(カン・ギョンファ)外相や鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)女性家族相ら韓国政府高官も出席した。

 文氏はこれに先立ち、ソウル市内の病院に入院中の元慰安婦の1人を見舞い、「全てが希望通りにはならなくても最善を尽くす」と語った。

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