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米国、北支援再開表明の韓国は「敵対国家」 韓国メディア「文政権は『歴史の罪人』に」 (1/2ページ)

 米国の、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権に対する怒りが沸騰しつつある。文政権が、北朝鮮の「核・ミサイル開発」という世界の危機に目をつむり、平昌(ピョンチャン)冬季五輪での「南北連携」に傾斜しているからだ。カナダで16日に開かれた北朝鮮問題の外相会合でも、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が北朝鮮への人道支援再開に意欲を示し、日米英の外相が「時期尚早」と猛反対した。米政権内では「韓国=敵性国家」との見方が広がり、韓国国内でも批判が高まっている。「従北・反日・反米」で聞く耳を持たない文大統領と、日本国内で暗躍する「親韓派」のうごめきとは。ジャーナリストの加賀孝英氏が最新情報に迫る。

 「文政権は平昌五輪を返上し、『平壌(ピョンヤン)五輪』を宣言した」「期間限定の平和もつかの間、北朝鮮が核兵器を完成させ、核やミサイルで韓国や全世界に対する挑発と脅迫を本格化させるなら、文政権は『歴史の罪人』になる」

 韓国の保守系最大野党「自由韓国党」のスポークスマンは20日、国際オリンピック委員会(IOC)が、文政権のゴリ押しで、北朝鮮の五輪参加を正式決定したことを受け、こう激しく非難した。

 まったく、その通りだ。文氏の一連の言動は「北朝鮮に魂を売り渡した」としか思えない。あきれてモノがいえない。

 17日の南北次官級会談では、以下の4点が、韓国の国民や五輪選手への事前説明もないまま、一方的に合意された。


 (1)アイスホッケー女子の合同チーム結成。
 (2)開会式で(韓国の国旗ではなく)韓半島旗を掲げて合同入場行進。
 (3)北朝鮮東部、馬息嶺(マシクリョン)スキー場での南北選手の合同練習。
 (4)五輪前夜祭を、北朝鮮南東部、金剛山(クムガンサン)地域で共催。

 馬息嶺スキー場は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の肝いりで建設され、金剛山は正恩氏が「国際観光地帯」としてPRしている場所である。

 正恩氏のための合同訓練、前夜祭ではないか。

 加えて、北朝鮮から140人の「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」が派遣され、五輪会場や韓国各地で演奏する。同楽団は「三池淵楽団」と「牡丹峰(モランボン)楽団」との選抜チームとみられるが、牡丹峰楽団の代表曲は「寝ても覚めても元帥様を思う」など、正恩体制を褒めたたえ、宣伝するものばかりだ。

 韓国政界関係者が怒りに震えて、こういう。

 「北朝鮮は五輪開幕前日(2月8日)、朝鮮人民軍の正規軍創設70年を祝う軍事パレードを大々的に行おうとしている。北朝鮮は軍事パレードと金剛山での五輪前夜祭をパックにして、世界に『核強国』をアピールするつもりだ。文氏はそれに加担している。さらに開幕式で掲げるのは、太極旗(テグッキ=韓国の国旗)ではなく半島旗になる。正恩氏に五輪を乗っ取られた形だ。国民からは『どこの国の五輪なのか!』と、怒りの声が吹き出している」

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