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【ぴいぷる】陸自初の女性連隊長・澤村満称子1佐 「何とかしたい!」という思いは強まるばかり (1/3ページ)

 陸上幕僚監部装備部で需品班長を務めていたころ、彼女の存在感が大きかったのは、「陸上自衛隊初の陸幕女性班長が誕生した」ということだけではなかった。その職責を期待以上に果たしていたからだろう。

 「需品」という職種は、被服や糧食(=備蓄・携行する食糧)などを所掌している。それらが重要であることは誰もが分かっているが、どうしてもなおざりにされてしまいがちだ。昨今のような厳しい安全保障環境下では、なおさら優先順位が低い。

 そんな「逆風」のなか、澤村1佐は懸命に部隊隊員たちが困らないように尽力した。

 「両親は国連などの国際機関で働くことを希望していたんです」

 南山大学(名古屋市)を出て、就職は外務省を目指すも失敗。恩師の勧めで自衛隊を受験したという。

 「お世話になった先生でしたので、むげにもできず『とりあえず受けてみよう』って感じでした」

 どうせ行くことはないという気持ちの方が強かった。しかし、運命は裏腹な方向へ。幹部候補生学校に合格したのだ。

 「どうしよう! というのが正直な思いでした」

 昨日まで女子大生、しかも自衛隊幹部になる教育を受ける防衛大学校とは縁もない私大から、防大卒の面々と交じっての生活が始まるなど思いもよらず、抵抗感が拭えなかった。だが、自衛官たちと話をすると次第に考えが変わった。

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